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すずき しまきち

鈴木嶋吉

すずき しまきち

1866.8.5(慶応2.6.25)〜 1943.11.24(昭和18)

明治・大正・昭和期の銀行家

埋葬場所: 3区 1種 17側

 遠江国(静岡県)出身。1889(M22)慶應義塾卒業。横浜正金銀行に入行。上海支店長などを歴任し、1919.4.4(T8)横浜正金銀行の副頭取まで出世した。 その後、取締役を経て、1925.7.17 第5代 朝鮮銀行総裁に就任(-'27.12.8)。鈴木退任後に6代目で総裁を引き継いだのは加藤敬三郎(22-1-8)である。
 1927(S2)日本興業銀行の初代総裁に就任し、金融恐慌に対処した。著書に『世界經濟會議と新本位制』(1933)、『圓貨の價値に就いて』、『金に就いて』がある。享年77歳。

<講談社日本人名大辞典など>


*墓石は和型「鈴木家之墓」。右面に俗名、没年月日、享年が刻む。刻みは鈴木嶋吉から始まる。享年は七十八才と刻む。妻は菊枝。奥村俊一、鈴木嶋夫らの刻みもある。

*多くの人名事典では「鈴木島吉」と明記されているのがほぼ全てであったが、墓碑には「鈴木嶋吉」と刻むので、そちらで表記する。


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