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すみた しょういち

住田正一

すみた しょういち

1893.1.2(明治26)〜 1968.10.2(昭和43)

大正・昭和期の海運実業家

埋葬場所: 8区 1種 7側

 愛媛県出身。勇次郎・ジツ(共に同墓)の長男。広島県立第三中学校、第六高等学校を経て、1918(T7)東京帝国大学法科大学政治学科卒。 神戸の鈴木商店入社、同船舶部勤務。'27(S2)国際汽船勤務。'44同退社。'47東京都副知事。'54呉造船所社長。 '56「廻船式目考、回船式目史料集成」により日本大学から法学博士の学位を取得。'62呉造船所会長。 '64同相談役。海運界で実業家として活躍する傍ら、海事史を研究。日本海事史学会会長。

<日本史研究者辞典>
<MATSU様より情報提供>


墓誌

*墓石は和型「住田家之墓」。左側に墓誌があり、戒名は法徳院釋正覺。正4位 勲2等。 その他墓誌には、「法学博士号 昭和三十一年受章、交通文化賞 昭和三十三年受章、藍綬褒章 昭和三十五年受章、勲二等瑞宝章 昭和四十年受章」と刻む。 妻の住田千鶴(1901-1989 同墓)は裏千家茶道家で宗鶴を名乗った。長男の住田俊一(同墓)は旅行事業家、交通法学者。

*1969(S44)日本船舶海洋工学会は、海事文化発展に寄与された住田正一を記念して、毎年海事研究者を対象に「住田正一海事奨励賞」「住田正一海事史奨励賞」を設置した。2008(H20)より「住田正一海事技術奨励賞」も創設された。


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