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すがぬま さだお

菅沼定男

すがぬま さだお

1879.3(明治12)〜 1946.2.27(昭和21)

明治・大正・昭和期の眼科学者

埋葬場所: 21区 1種 1側

 新潟県出身。京都帝国大学卒業。浅山郁次郎に師事し、後に浅山門下の三羽烏のひとりとなる(他は、東北大学眼科初代教授の小柳美三と京都帝大二代目教授の市川清)。
 1910(M43)新潟医専教授となりドイツに留学。'19.8.9(T8)慶応大学医学部設置の際に初代眼科学教授となる(〜'41.1.24)。 眼結核の病理組織学的研究で知られる。'36(S11)第40回日本眼科学会総会の開催校として慶応大学が選ばれ総会会長に就任。 東京大学の眼科との間の親睦を深め、現在でも対抗野球の試合など続いている。医局員に禁酒を命じたのも有名。著作に『眼病理学』、共著に『新選眼科学』など。享年67歳。

<講談社日本人名大辞典>
<慶應義塾大学医学部眼科教室の歴史など>


*墓石正面「菅沼家墓」。右面に「昭和二年九月」。裏面に「十一代 定男 建之」と刻む。


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