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しおばら またさく

塩原又策

しおばら またさく

1877(明治10)〜 1955(昭和30)

明治・大正期の実業家(製薬工業)

埋葬場所: 区 種 側 番

 長野県出身。大谷嘉兵衛の経営する日本製茶会社で実務の手ほどきをうけ、父と大谷が共同出資し設立した横浜絹物会社で取締役支配人になる。 1899(M32)高峰譲吉博士と提携、〈タカジアスターゼ〉と〈アドレナリン〉の販売をはじめた。1902三共合資会社を設立、〈オリザニン〉の製造や〈テトロドトキシン〉の製造に成功。 13(T2)三共を株式会社として、高峰譲吉を社長に、自らは専務となった。第一次大戦時にはサリチル酸の量産化に成功し、製薬工業の基礎を築いた。

<コンサイス日本人名事典>


 


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