霜田美樹雄

　東京出身。1947(S22)早稲田大学政治経済学部卒業。名城大学助教授を経て、早稲田大学政経学部教授。1989(H1)停年退官し名誉教授。その後、聖学院大学政治経済学部教授を務めた。
　主な著書に、『政治学方法論 政治学の数量的研究』(1954)、『政治学概論』(1959)、『政治学通解』(1961)、『政治と宗教─ソ連邦政治の宗教政策』(1972)、『マルクス主義と宗教』(1976)、『キリスト教は如何にして現代に生きるか』(1988)、『神の存在─科学の限界性』(1990)、『ロシアにおける聖母マリア崇拝』(2014)があり、'80 『キリスト教は如何にしてローマに広まったか』で、'81 イタリア文化奨励部門でマルコ・ポーロ賞を受賞した。G.ヨネスク『社会主義政治論』などの共訳などもある。1995 勲3等瑞宝章。享年95歳。

＜著者略歴など＞

＊洋型「霜田家之墓」、右側に墓誌がある。墓誌から父は霜田美之吉(S33.1.16歿・78才）、妻は千代子(R3.5.3歿・92才）と思われる。