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せんしゅう なおゆき

千秋直之

せんしゅう なおゆき

1863(文久3.5.22)〜 1944.4.5(昭和19)

明治・大正期の陸軍軍人(少将)

埋葬場所: 6区 1種 1側

 福井出身。兄は千秋與五郞。1894.11(M27)分家。弟の千秋謙治も陸軍少将。謙治の妻のアイの父は男爵の西村精一。
 1885.6.18(M18)陸軍士官学校(旧7期)卒業し、工兵少尉に任官。工兵方面橫須賀支署員、第二架橋縱列長、工兵第二方面本署員築城部、澎湖島支部長心得、鉄道大隊附、軍務局課員などを歴任。
 1904.3.11(M37)韓国駐箚電信隊長、'05.8.16 韓国駐箚軍司令部附を経て、同.8.29 工兵大佐に進み、'06.1.29 臨時軍用鉄道監部部員となり、'07.4.20 臨時陸軍建築部小倉支部長に着任した。
 '09.8.1 陸軍運輸部本部長に就任。'12.8.3(T1)少将に昇進し、澎湖島要塞司令官に補される。'14.8.8 待命、同.11.1 予備役に編入。日清戦争、日露戦争、北支事変に従軍した功により、同.12.28 従4位に叙せられた。勲3等 功4級。享年80歳。

<陸海軍将官人事総覧 (陸軍篇)>
<人事興信録>


*墓石は洋型「千秋家」、右面「昭和五十四年三月 千秋信一 建之」。裏面が墓誌となっている。千秋直之の戒名は尊明院直願居士。妻は柳子(りゅうこ:M5.1-S28.3.7:東京出身・旧姓は山内)。長男は千秋直道(M25.10-S34.1.27)。直道の妻は節子(S54.1.2歿・78才)。孫は発電工学家・電力中央研究所名誉特別顧問の千秋信一(T15-H22.11.12歿・84才)、ひ孫は千秋信仁(H27.6.17歿・60才)。


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