東京都港区出身。アーティスト名はNujabes(ヌジャベス)という。ペンネームが瀬場淳であり、ローマ字表記にしたSEBAJUNを逆さから読んだ名前である。本名は山田淳。
1995(H7)21歳の学生の時に渋谷区宇田川町にてレコード店「GUINNESS RECORDS(ギネスレコード)」を開店。1999渋谷区神南に「Park Avenue Studios(パークアベニュー・スタジオ)」を設立する。インディペンデントレーベル「hydeout productions」の主宰も兼ねた。
2003.8.21ファースト・アルバム"metaphorical music"をリリース。2004パリコレクションにてコムデギャルソンの音楽ディレクターを務めた。また渡辺信一郎監督からラブコールを受け、フジテレビアニメ「サムライチャンプルー」のサウンドを制作した。Sonar Sound Tokyo出演等を経て、2005.11.11セカンド・アルバム"modal soul"を発表。オリコン最高35位。その他、多くの楽曲に参加、リリースした。
現代の音楽業界の流れとは裏腹に宣伝活動を行わず、純粋に音=作品のリリースのみで世界中のリスナーから絶大な支持を得た稀代のプロデューサー。ジャズを元にした独特のヒップホップ音楽のトラックメイカーとして活躍していたが、2010.2.26深夜、東京港区内の首都高速を降りた地点で交通事故に遭遇し、渋谷区内の病院に搬送されたが早逝。享年36歳。訃報の後、世界各国から追悼のコメントが寄せられた。テニスプレーヤーの錦織圭選手が試合前にいつも聴いているということで注目された。没後、2011.12.3に3rdアルバム"Spiritual State"が発売され、オリコン最高40位。2015.12.9に"Luv(sic)Hexalogy"が発売され、オリコン最高36位。
2021.8.24(R3)東京パラリンピック2020開会式セレモニーで『Spiritual State』が流れ話題になる。また、2022.2.26 生前発表した最後の楽曲『Kiss Of Life』が、没後12年の命日にサブスクリプション・サービスに解禁され再注目され、世界中のビートメイカーにいまだ影響を与え続けている。