歴史が眠る多磨霊園 |
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龍 粛 | |
りゅう すすむ | |
1890(明治23)〜 1964.2.25(昭和39) | |
昭和期の歴史学者 | |
埋葬場所: 7区 1種 6側 | |
静岡県敷知郡浜松町(浜松市)出身。7歳の時東京に移り、1915(T4)東大文科大学史学科卒業。 大学院に進んだが、翌年、東京帝国大学史料編纂所嘱託となる。22史料編纂官に任じ、『大日本史料』第5編の編纂出版を担当した。1938(S13)辻善之助所長のあとを受けて、史料編纂所長となった。 以後、超国家主義者らの圧迫と戦中戦後の物資欠乏の中で、『大日本史料』『大日本古文書』の編纂事業を着実に進め、戦後の同所の出版事業再開へと尽力した。 この間、帝国学士院の帝室制度歴史的研究事項調査嘱託、国学院大学教授、金沢文庫評議員などを歴任した。50史料編纂所の機構改革により、東京大学教授に任じ、所長を兼務、学生の指導にあたった。 51東京大学を定年退官し、日本大学教授に就任。59日本大学より文学博士の学位を授与された。専攻は平安時代末から鎌倉時代の皇室史と政治史である。 著書に『平安時代』『鎌倉時代』上・下、『吾妻鏡』(岩波文庫、訳注)、『世界印刷通史』などがある。 <国史大辞典>
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