メイン » » » 中谷 秀
なかたに しゅう

中谷 秀

なかたに しゅう

1885.8(明治18)〜 1973.9.11(昭和48)

昭和期の官僚、県知事

埋葬場所: 21区 1種 5側

 島根県出身。1914(T3)明治大学法学部卒業。同年高文行政科合格。以降、愛媛県属となり、'34(S9)愛知県内務部長から第28代鳥取県知事に就任した。 在任は1934.4.6-1936.4.21の2年間。中谷は当時としては数少ない私大出身の知事であり、財政方面の手腕で定評があった。 着任後の9月20、21日両日にわたって室戸台風が鳥取県を直撃した。この台風は鳥取県に昭和期最大ともいえる被害をもたらした。中谷はその復興に尽力。後に全国農業会理事。正4位 勲3等。享年88歳。

<日本歴代知事総覧>


【室戸台風】
 1934.9.21(S9)西日本を中心に大きな被害を及ぼした台風。台風の発生期間は1934.9.15〜23。 午前5時頃に高知県室戸岬付近に上陸したことから「室戸台風」と命名された。 その被害は「関西風水害」の名でも呼ばれる。被害者は死者2,702人、不明334人、負傷者14,994人。


関連リンク:



| メイン | 著名人リスト・な | 区別リスト |
このページに掲載されている文章および画像、その他全ての無許可転載を禁止します。