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むさしの えいかじょう

武蔵野栄華嬢

むさしの えいかじょう

1904(明治37)〜 1968.3.6(昭和43)

大正・昭和期の浪曲家

埋葬場所: 12区 2種 34側(馬場家)

 本名は馬場さつき。福岡市出身。父は興業師として活躍した人。六歳のころから浪曲界に入り、早川関之助の弟子となった。 初め芸名を「大洋軒若奴」と名乗っていたが、十三歳で独立して父の命名で「武蔵野栄華嬢」と改名した。得意な演題は”三尺もの”が多かった。 弟に「武蔵野若丸」がいたが、その後曲師となり「山本友次郎」と名乗っている。享年64歳。戒名は園林妙月信女。

<浪曲人物史>
<森光俊様より情報提供>


*墓石正面は「馬場家之墓」。裏面には「昭和五年五月丗一日 馬場しと建之」と刻む。墓誌は無く、馬場さつきの名は刻されていない。


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