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むらかみ なみろく

村上浪六

むらかみ なみろく

1865(慶応1)〜 1944(昭和16)

明治時代の小説家

埋葬場所: 改葬→高尾霊園

 本名信(まこと)、別号ちぬの浦浪六。諸種の職をへて、報知新聞社に校正係として入社。 1891(M24)編集長森田思軒の勧めで書いた処女作「三日月」が好評を博し一躍人気作家となる。 これは〈撥鬢(ばつびん)小説〉とよばれる通俗小説で、その男性的心意気と旧道徳観が人気をえた。 以後作家として立つことに満足しないまま多くの作品を書き続け、大衆作家として長く人気を持した。 主な作品に1892「井筒女之助」「奴の小万」、96「当世五人男」、1914「我五十年」などがある。

<コンサイス日本人名事典>


*村上浪六の墓所はいろいろな情報や著作物で22区1種23側1番であるようだが、その番地には村上家はない。

*1985年遺族が八王子の高尾霊園に移したそうです。ただし、浪六のお骨は当時預け ていた、下谷の寺とともに戦災で消失してしまい、全くないとのことです。

<遠縁の八木様より情報のご提供>


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