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みやけ かじゅうろう

三宅嘉十郎

みやけ かじゅうろう

1888.3(明治21)〜 1934.11.19(昭和9)

大正・昭和期の銀行家、財界人

埋葬場所: 8区 1種 11側

 東京出身。宮内惣吉の3男として生まれる。旧姓は宮内。1912(T1)三宅捨吉、志げ(共に同墓)の長女の今子(同墓)と結婚し婿養子となる。
 '14 慶応義塾大学理財科を卒業し、大阪銀行集会所に入る。主任を経て、大阪野村合名会社調査部長を務める。大阪野村銀行の東京支店長に就任。その後、野村證券株式会社調査役などを歴任した。
 '28(S3)第三証券株式会社の創立に参画。設立に伴い同社常務取締役に推され就任し財界に重きをなした。
 '32(S7)養父の捨吉の一周忌に自叙伝『三宅捨吉自叙傳』の編集を行い上梓した。享年46歳。

<大衆人事録 東京篇>
<大日本人物史>
<人事興信録>


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*正面は和型「三宅捨吉之墓」、左面に捨吉の戒名が刻む。墓石の左に南妙法蓮華経と刻む石柱が建つ。墓所右側に3基の和型が建ち、右から「三宅家累代之墓」、真ん中「野村家累代之墓」、左に戒名が刻む個人墓が建つ。墓所左側に墓誌と三宅捨吉の碑が建つ。戒名は髙照院享嘉静運居士。妻は今子(M27.2-S41.9.22)。三宅捨吉(安政2.6-S6)は紀州藩士の野村又兵衛の4男として生まれ、後に野村姓から三宅姓になる。養母は 志げ(M14.3-S50.2.10)。同墓所にある野村家の墓は実家の墓と思われる。


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