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みしま そうせん

三島霜川

みしま そうせん

1876.7.30(明治9)〜 1934.3.7(昭和9)

明治・大正期の小説家、演劇評論家

埋葬場所: 14区 2種 4側

 本名・才二。富山県出身。1894(明治27)父の反対を押して上京し、一時済生学舎に学ぶ。96硯友社員となり、作家活動を始める。主な作品に「解剖室」「村の病院」などがある。
 「村の病院」(明37):主人公の父の経営する病院は、郡内誰(だれ)知らぬ者もないほどに栄えていたが、入院患者の変死が続いたことで評判を落とし、父はピストル自殺する。 父の死後家を出た主人公は7年振りに帰郷するが、家の没落に輪をかけて、継母の不貞を知ることで、故郷を棄(す)てて出て行く・・・」という内容。


*墓石は自然石で「三島家之墓」と刻み、その左下に小さく句が刻む。
 『暮れ初めて鐘鳴り渡る臨終かな

*息子の三島正六も作家。


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