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まつしま ただのぶ

松島只宣

まつしま ただのぶ

1923(大正12)〜 1944.7.12(昭和19)

昭和期の陸軍軍人(中尉)

埋葬場所: 16区 1種 15側

 東京出身。1943(S18)陸軍士官航空学校を卒業し、中国・広東の戦闘機部隊に所属。'44.5帝都防空戦隊と呼ばれた飛行第244戦隊(調布)に転属した(隊長)。
 転属後間もない、同.7.12新型戦闘機「四式戦闘機」を岐阜県内の飛行場から調布に空輸中、隊長機が機体故障で、神奈川県二宮町中里の水島市蔵の屋敷庭に炎に包まれた機体が庭に突き刺さるように墜落炎上。享年21歳。没後、陸軍航空中尉に1階級特進。勲6等追贈。
 松島只宣のご遺族と、墜落した場所の所有者の水島家は、慰霊のため毎年夏に供養を続けてきたが、2005(H17)戦後六十年という節目を迎えた年に、水島家の自宅の庭に木製の記念碑を建てた。 松島只宣を偲び、両家は「戦争のことは忘れられがちだが、風化させてはいけない。平和な世の中が続いてほしい」と語り合っていた。

<神奈川新聞2005年7月10日 任務中に飛行機墜落死 現場訪ね弟が慰霊 
二宮・水島さん方に記念碑>


*墓石は和型「松島家之墓」。墓誌があり「勲六等 陸軍航空中尉」の刻みと共に名前と没年月日、行年が刻む。行年は23歳と刻む。


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