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まつき ひさし

松木 壽

まつき ひさし

1882.11.1(明治15)〜 1943.3.16(昭和18)

明治・大正・昭和期の鉄道技師

埋葬場所: 12区 1種 27側

 高知県高知市街升形出身。1900(M33)高知県第一中学校(追手前高校)を経て、'08東京帝国大学機械工学科を卒業。鉄道省新橋工場に勤務、'10鉄道院技手となる。'11.9欧州各国に出張を命ぜられ、'12.5にも米国へ出張命を受け、調査研究をした。
 '18(T7)工作課車輌掛長などから、'22鉄道省教習所講師を経て、'24.3東京鉄道局大宮工場長となる。'29(S4)工作局機械課長兼電気局技師。同年、従4位 勲4等に叙せられた。
 その後、安孫子カンツリー倶楽部(株)取締役、三菱重工業(株)、三菱電機(株)の技術顧問を務めた。肺がんのため逝去。享年60歳。

<高知県人名事典>


*墓石は和型「松木家之墓」。数年前まではつげの木で囲まれていたが、現在は全て抜かれてすっきりしている。墓石裏面には「昭和十九年三月」とあり、建之者は長男の松木壽一の他、大塚の名も見れる。


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