メイン » » » 前田友助
まえだ ともすけ

前田友助

まえだ ともすけ

1887.7.25(明治20)〜 1975.7.3(昭和50)

大正・昭和期の外科学者

埋葬場所: 20区 1種 1側

 愛知県出身。1912(T1)東京帝国大学医学部卒業。欧州留学後、'21慶応義塾大学医学部の初代整形外科教授に就任。'27(S2)東京赤坂に前田外科病院を開設。病院創立以来のモットーは「ありふれた病気を的確に直す」。'66日本外科学会名誉会長。享年87歳。

<講談社日本人名大辞典など>


*墓石前面「前田家累代墓」。左右に墓誌が建ち、右側の墓誌は戦死した友助の長男「海軍軍医少佐 前田弘一 碑」、左側の墓誌は前田弘一(「昭和二十年一月十二日馬来半島東方海上を於て軍艦香稚と運命を共にする 行年二十四」と刻む)、前田友助(ルカ、行年は八十八と刻む)、妻の きぬ(マリア)が刻む。

*長男の弘一が戦死したため、前田外科病院の二代目は二男の前田昭二が後を継ぐ。昭二は成城学園高校文科に入学したが、兄の戦死を受け、急きょ、文科から理科に転科し、その後、慶応義塾大学医学部に進学し医師の道を歩んだ。なお、'63昭二は日本外科学会が公募した徽章デザインに投稿し見事採用された。


関連リンク:



| メイン | 著名人リスト・ま | 区別リスト |
このページに掲載されている文章および画像、その他全ての無許可転載を禁止します。