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こやま まさかず

小山正和

こやま まさかず

1892(明治25)〜 1970.7.15(昭和45)

昭和期の出版人、建築ジャーナリスト

埋葬場所: 10区 2種 32側

≪詳しい略歴は調査中。ご存知の方はご一報ください≫

 国際建築協会編集局に属し、編集長として戦前戦後に活躍した建築ジャーナリズムの草分け的存在。
 代表作に『國際建築住宅圖集』『国際建築図版1938』『国際建築家選』『現代住宅1933-40』がある。
 戦前に創刊された雑誌『国際建築』は海外の新しい建築情報をいち早く日本に伝えるメディアとして、日本の建築界で重要な役割を担った。元々は早稲田大学のグループが集まってはじめられ、昭和初期に小山率いる国際建築協会編集局が引き継ぐ。戦時中含め一時休刊していたが、'50復刊。この時の助手に後に建築ジャーナリストとして活躍する宮内嘉久がいる。以降長年『国際建築』誌の編集長を務めた。'66-'67「近代建築思潮の導入育成についての出版活動」の論文は日本建築学会で高く評された。


*墓石は五輪塔「小山家之墓」。裏面に俗名、没年月日、行年77才と刻む。妻はキヨ。


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