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こばやし はるお

小林晴夫

こばやし はるお

1921.2.23(大正10)〜 2009.6.29(平成21)

昭和・平成期の化学反応工学者

埋葬場所: 11区 1種 19側

 東京都出身。1944(S19)北海道帝国大学工学部卒業。北海道大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。学生時代はアイスホッケーの選手だった。'47北海道大学工学部講師となり、翌年同大助教授となる。米国のマサチューセッツ工科大学にて研究員留学。'60(S35)同大工学部教授に昇格し、北海道大学にて日本で初めて化学反応工学講義を開講した。専門は触媒工学の研究と応用で日本化学会賞を受賞('84)。「気固系流動層内での気泡群の挙動について」など反応工学で多大な功績を遺した。'83.3北海道大学を停年退官、名誉教授。
 '83.4より室蘭工業大学理事・第8代室蘭工業大学学長に就任(1983-1991)。公職としては、室蘭市総合計画審議会会長や室蘭市地域産業振興懇話会座長などを務め、室蘭市の産学連携の町おこしに積極的に活動。'91(H3)室蘭工業大学退官し、第5代北海道武蔵女子短期大学学長に就任(1991-1998)。'98同学長を退任し、終身理事となった。この間、'92北海道科学技術賞受賞、'97勲二等旭日重光章受章。敗血症と胆のう炎のため札幌市中央区の病院で逝去。享年88歳。

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墓所

*墓石は和型「小林家之墓」。右側に墓誌がある。戒名は智晴院愛源尊慧居士。墓誌には行年八十九才と刻む。妻は高子。


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