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こばやし げんぞう

小林源蔵

こばやし げんぞう

1867(慶応3)〜 1921.1.9(大正10)

大正期の官吏、政治家

埋葬場所: 10区 1種 9側

 山形県出身。鉄道省に入る。鉄道事務官に任ぜられ、鉄道事業視察のため欧米各国に派遣された。鉄道理事などを歴任。 山形県米沢市区より第11回衆議院議員選挙に立候補し初当選。当選3回。立憲政友会に属した。 なお、第12回衆議院議員選挙の際は、対抗の立憲同志会の香坂駒太郎に7票の僅差で辛勝している。
 '16(T5)衆議院本会議にて添田鉄道院総裁から「岩手県の黒沢尻と秋田県の横手を結ぶ軽便鉄道(横黒線)として来年度から着工する」という緊急提案が出されたことに対し、山形出身で鉄道省出身の小林は盛輪線(盛岡−花輪間)ではなく、横黒線(北上線)の鉄道着工が先であったことに関して憤慨し、「寝耳に水だ、鉄道院総裁に質問がある」と鋭い口調で添田総裁に詰め寄る一幕があった。 小林の意見は通らず、結果、添田総裁の提案で遂行された。
 志し半ばにて没す。享年53歳。

<議員人名事典など>


墓地


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