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ごとう せいじ

後藤正治

ごとう せいじ

1878(明治10)〜 1938.5.3(昭和13)

明治・大正・昭和期の工学者(採鉱冶金学研究)

埋葬場所: 10区 1種 13側 35番

 静岡県出身。久永信齋の四男として生れ、のち後藤佐一郎の養子となる。1903(M36)東京帝国大学工科大学採鉱冶金学科を卒業し大学院に入る。 '05大阪高等工業学校教授に就任し、'08採鉱冶金学研究のため英米独各国に留学。'17(T6)工学博士の学位を受け、'19東京帝国大学工学部教授、航空研究所所員。 '22年頃から三島徳七(3-1-14-1)と共にアルミニウムの二元・三元合金の状態図作成の研究を行う。この研究が後に三島が発明するMK磁石へとつながった。'36(S11)4月学術研究会議会員に推される。従三位勲二等。

<昭和物故人名録>
<人事興信録>
<MATSU様より情報提供>


*墓石は和型「後藤家之墓」。右側に墓誌があり、「従三位 勲二等 後藤正治」と没年月日、行年62歳と刻む。


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