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ふくい やすし

福井 寧

ふくい やすし

1858(安政2)〜 1938.1.13(昭和13)

明治・大正期のキリスト教伝道者、司祭

埋葬場所: 9区 2種 19側 1番

《詳しい略歴詳細は調査中》

 主に北海道伝道を行った日本ハリストス正教会(ニコライ堂が本部)の司祭。洗霊名はロマン。
 明治期に根室正教会の司祭として北海道で伝道活動を行う。1902(M35)釧路正教会に初代聖堂が建立され伝道活動に関わる。'10 根室正教会の衰退により釧路正教会に移り、釧路正教会を北海道東地区管轄とする。網走正教会も管轄司祭として兼任。また、'13(T2)頃、日本正教会の教会としては日本国内で最北に位置する北海道斜里郡斜里町の斜里正教会などにも巡回した。日本正教会の主教であって聖ニコライの後継者であったセルギイ・チホミーロフ主教と共に北海道巡回を行った。享年79歳。


墓所 福井寧之墓

*墓石は和型「福井寧之墓」。裏面「昭和十三年八月 福井恒 建之」。右面に「怒涛風雪と闘う二十余年、北海の広野に孤島に克く伝道の使命を全うした。慈愛の父 日本基督正教会長司祭ロマン福井寧」と刻む。行年は81才と刻む。

*墓所左側に墓誌がある。墓誌には妻の治子(1946.9.19歿・行年9)、四女の守枝(1934.9.17歿・行年27)、長男は福井恒(ひさし:1982.10.2歿・行年81)、恒の妻のキヨ(1999.1.31歿・行年87)が刻む。


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