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ふくばやし まさゆき

福林正之

ふくばやし まさゆき

1901(明治34)〜 1977(昭和52)

昭和期の出版人

埋葬場所: 18区 2種 72側

 札幌市出身。東大社会学科卒。報知新聞記者などを経て、1943(S18)3月、日本出版会創立とともに総務部次長兼編集室長となり、『日本読書新聞』の経営にも当る。 '45日本出版助成株式会社の専務に就任、翌年、日本出版協同株式会社に改組した際、社長に就任。'54年倒産、出版協同社として再出発。 陀助のペンネームで健筆を振い、『ある聖医伝』では文藝春秋読者賞を受賞、『マラソン爺さん』の著書もある。日本出版クラブ設立時には発起人となり、評議員もつとめた。

<出版人物事典>


*正面に「福林家墓」と刻む納骨堂、その左手に墓誌があり正之と、五歳で病没した長男の茂之の名が刻む。納骨堂の裏側には先祖の略歴等が刻まれている。 墓誌には以下の文字が刻む。

『新聞記者をへて、出版協同社を興し、生涯を出版事業に尽す。
 晩年は文筆生活に入り、文藝春秋読者賞を受賞するなど活躍した。』


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