メイン » » » 富士田 音蔵(5代目)
ふじた おとぞう

富士田 音蔵(5代目)

ふじた おとぞう

1874.1.20(明治7)〜 1928.12.26(昭和3)

明治・大正・昭和期の長唄唄方の名跡

埋葬場所: 6区 1種 9側〔清水家〕

 東京神田岩本町出身。祖父は常磐津節の常磐津音羽太夫。父は6代目 富士田千蔵(2代目 冨士田吉次)。本名は関谷織三郎。旧姓(名)を清水。
 3代目杵屋勝太郎に入門、松永織三郎と名乗る。1899(M32)富士田吉四郎と改名して二枚目に進み、1904(M37)5代目富士田音蔵を襲名。 市村座・明治座・歌舞伎座で立唄として活躍する。市村座附囃子頭となり、また3代目杵屋栄蔵と鶴命会を設立し長唄界に貢献した。享年55歳。7代目 富士田千蔵は孫(3代目富士田吉次の養子)。

<芸能人物事典>
<コンサイス日本人名事典>


*富士田音蔵は江戸後期より6代を数える。

*墓石は「清水家代々之墓」。墓誌に「清水織三郎 八世富士田音蔵」と刻む。戒名は清音院善亮日芳居士。


関連リンク:



| メイン | 著名人リスト・は | 区別リスト |
このページに掲載されている文章および画像、その他全ての無許可転載を禁止します。