橋本　求

　福岡県出身。1918(T7)早稲田大学政治経済学部科卒業、同年講談社に入社。『婦人倶楽部』編集長、調査部長。 この間『キング』創刊に参画し、'41(S16)同誌編集長、'45取締役編集局長。戦後一時引退したが、'51講談社へ復職、再度取締役編集局長、顧問。'56辞任。 '64には講談社創業五十周年事業の一環として『日本出版販売史』を執筆、発行。同書は近代日本の業界史として、総合的、詳密であることにおいて評価が高い。 主な著作に『岡野喜太郎伝』などがある。享年82歳。

＜日本人名大事典　現代＞
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＊墓所には2基建ち、左側は「橋本家之墓」、右側が「橋本求/信子 之墓」。「橋本家之墓」の裏面には「昭和七年樹二月 橋本求 建之」と刻む。「橋本求/信子 之墓」の裏面には3名の刻み。右側に橋本求の戒名のみ「欣求院貫譽浄縁居士」。左側に妻の橋本信子の戒名「光攝院深譽貞信大姉」。信子のみ没年月日「昭和六年十二月二十九日没 享年三十四才」と刻む。真ん中に戒名のみ「欣浄院薫譽妙香大姉」。後妻なのであろうか。