鳥取県出身。鵜戸口清蔵(同墓)の長男として生まれる。 1939(S14) 東京帝国大学機械工学科を卒業。卒業後、東京大学講師や助教授を歴任。'53 東京大学教授に就任。同年、「回転円板の応力と強度に関する研究」により東京大学より工学博士。 '71 東京大学評議員。その他、大学設置審議会委員などを務めた。主な著書に『材料力学』『弾性学』などがある。 '77 東京大学停年退官し名誉教授。同年、千葉大学教授に就任。'82 高圧ガス保安協会理事に就任。'90(H2) 勲2等瑞宝章受章。骨髄不全のため東京都港区の病院で逝去。享年79歳。
<日本紳士録>
*墓石正面「鵜戸口家之墓」、裏面「昭和二十八年九月 鵜戸口英善 建之」。左右に墓誌が建ち、鵜戸口英善は右側の墓誌に刻む。戒名は智徳院賢堂英善居士。「勲二等瑞宝章」とも刻む。左側の墓誌には山口勲、幸子のみが刻む。