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おぜき つぐお

小関紹夫

おぜき つぐお

1905(明治38)〜 1987.5.4(昭和62)

昭和期の官僚、行政法学者、弁護士

埋葬場所: 6区 1種 4側

 佐賀県出身。1929(S4)東京帝国大学法学部卒業。彦根高等商業学校(滋賀大学)教授を経て、文部省の専門教育課長、厚生省、興亜院に勤務。衆議院内閣委員会専門員、国立国会図書館調査員を歴任。
 戦後は専修大学法学部教授となり、理事、法学部長を務めた。'59『イギリスにおける近代暁星の展開』で関西学院大学より法学博士。主に行政上の諸問題や課題と対応、諸外国の行政改革の現状、類似宗教団体の現勢とその分析など、行政法の研究をした。'76停年退官し名誉教授。
 主な著書に『行政改革の理論と実際 アメリカ行政改革の現状』(1954)、『行政の倫理』(1955)、『現代行政論』(1971)、『公共企業体の諸問題』(1971)、『行政と自然保全 破壊と汚染から環境の管理へ』(1975)があり、阪上順夫と山本博との共編『選挙法全書』(1975)がある。晩年は弁護士としても活動した。享年81歳。

<人物物故大年表など>


*蔵状の墓石正面「小関家之墓」。左面が墓誌となっており、十字架を刻み俗名、没年月日が刻む。妻は静。


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