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おとは しんいち

乙葉眞一

おとは しんいち

1891(明治24)〜 1971.10.23(昭和46)

大正・昭和期の電気技師、実業家

埋葬場所: 9区 2種 1側

 三高を経て、1918(T7)京都帝国大学電気工学科卒業。卒業後、明治電気に勤める。その後、宮内省内匠寮に奉職。電気課長や建築課長として宮内省関係電気、機械、建築までの全部の主管を担当。昭和の御大典の時に衣冠束帯で奉仕された。
 終戦後、宮内省を退官。済美電気の専務に就任。晩年は菅機工業の役員を務めたほか、多数カ所の顧問を務めた。
 また京都大学電気科卒業生からなる洛友会の創設を主唱し本部顧問東京支部長(のちに副会長)として同窓生の親睦や後輩の指導に献身された。
 照明学会雑誌に『電氣煖房に就て』(1924)、『御大葬儀照明設備其他に就て』(1927)を投稿している。享年80歳。

<「弔辞」洛友会会報 第71号 昭和46年12月1日>


*墓石は和型「乙葉家之墓」。左側に墓誌が建つ。戒名は潯陽院法眞寧静信士。妻は喜久(H11.12.25没・行年百才)。


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