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おおくぼ しげお

大久保繁雄

おおくぼ しげお

1886.10.6(明治19)〜 1958.3.17(昭和33)

大正・昭和期の実業家(三菱石油・千代田化工建設)

埋葬場所: 20区 1種 17側

 長崎県出身。大久保為昭の4男として生まれる。1906(M39)兄の益雄が逝去したため後を継ぎ家督を相続す。
 1912.7(M45)東京帝国大学法科大学政治学科卒業後、三菱合資会社に入社。'18(T7)三菱鉱業(三菱マテリアル)、'19 三菱商事に転身。香港支店長、大阪支店副長を経て、'26 シンガポール支店長を務めた。'44.6 三菱石油(JXTGエネルギー)に移り、同.11 社長に就任。終戦直後の '46まで社長を務めた。
 終戦後、財閥解体により、'48 三菱石油工事部が分離独立し、千代田化工建設が発足すると初代社長に就任した。'57.11 玉置明善に社長を譲り、会長に就任。しかし、4か月後に逝去。享年71歳。

<昭和物故人名録>
<人事興信録>


*墓石は和型「大久保家墓」、裏面「昭和十六年六月 大久保繁雄 建之」。左側に「大久保家先祖累代之霊」と題した墓誌がある。19歳で亡くなった長女の英子(T11.5--S15.6.13)から刻みが始まる。次に繁雄が刻む。戒名は大慈院釋繁壽彰道居士。孫の大久保泰之(R1.7.14歿・行年73才:釋泰念)は蹊電会事務局長などを務めた。


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