小村みじゅ

　鹿児島県・徳之島（奄美諸島）出身。本名は小村たか子。旧姓は森田。最初、小村美樹と名乗っていたが「美樹」を「みき」と呼ばれることが多いため、「みじゅ」とひらがなにした。
　母を5歳の時に亡くし、中学校卒業と同時に姉を頼りに上京。高校に通いながら美容師免許を取得。主に子育てと両立しながら、美容関係の仕事に従事する。一時、姓名判断士の中山雲水の事務所で働き、姓名学などを学ぶ。
　1996(H8)東京都国立市にて「アロマ・リラクゼーションサロン みじゅ」を開業（〜2013.3.1）。アロマや美容のお店であったが、様々な悩みを抱える人たちが集う。肩書は多数あり、メイクアップアーティスト、美容師、エステティシャン、アロマ研究家、九星気学研究家、姓名学研究家、インナーヒューマンセラピスト、心と身体のケア及び相談者として活躍。
　50歳の時に四国へお遍路を体験。その時に突然、詩作ができるようになった。初詩作は桂浜で書いた『きっと龍馬も』。以降、数多くの詩作を作る。2010.11坂木慶子がパーソナリティーを務めていたＦＭ小金井便り「慶子のガールズトーク・セッション」にて作詞家としてラジオ出演。
　代表作に石川源大郎氏が編曲をし、自身が作詞作曲をした『島の風』、歌は自身が歌っている。ヘンリー和田氏が作曲し、森岡健氏（ヘンリー和田氏と森岡健氏は同一人物）が歌った『親と子のバラード』『親心』『アネモネ』『旅立ち』など多数。北岡継理（大橋篤善）氏が作曲し、河田純子氏が歌った『笑顔』『あいたくて』、大山奈緒氏が歌った『途中下車』、ｄＡｉＳｕｋＥが歌った『さくら道』『つむぎ』などがある。
　モットーは “人は人との関わりから多くを学び魂を磨く”“出逢えた人達との縁を大事にする”人とのつながりを大事にし、多くの人たちをサポートした。すい臓がんにて逝去。享年60歳。
　なお、2013.2-2014.4 長男の小村大樹がトータルプロデューサーとして、河田純子『笑顔』『あいたくて』シングル盤、大山奈緒『途中下車』シングル盤、ｄＡｉＳｕｋＥ『さくら道』『つむぎ』シングル盤、作詞した15曲をまとめたアルバム『笑顔でつながる愛にありがとう』（チーム太陽）を発表した。 チーム太陽のメンバーとして格闘家の大山峻護氏、アイドルユニット「株式会社アレンジドール」ゆーみん、デザイナー日笠真奈実や、歌手、作曲家、芸能関係者など多くの方々のご好意とバックアップがあり完成した。他に闘病中に作成した詩集『笑顔につながる愛にありがとう！』、2008に執筆し眠っていたものを没後まとめ発表した『元気の出る 500のメッセージ』がある。2015.10.25難病や癌と戦い続けながらも、みんなを笑顔にしていきたいとアイドル活動をしている夏目亜季が『笑顔』の曲を継承。自身が作詞した『負けない』と『笑顔』の2曲が収録されたシングルCDを小村大樹がトータルプロデューサーとして制作・発表。

＊墓石は洋型、みじゅ直筆「ありがとう」と刻む。花立や墓誌に刻むひまわりの絵も みじゅ直筆によるものである。右側に墓誌があり、戒名は照月院孝誉美樹大姉（しょうげついんこうよみじゅだいし）。半年後の2014.2.7(H26)悪性リンパ腫のガンで亡くなった夫の小村誠一郎（戒名は慈光院衛誉誠道居士）も同墓に眠る。墓誌の裏面は、みじゅの詞をまとめた「チーム太陽」のアルバムのジャケットと共に、「笑顔でつながる愛にありがとう！！」と みじゅ直筆で刻む。

＊2013.7 川岸陵（2017『キセキのバトン』で映画監督デビュー）の撮影・編集による河田純子『笑顔』ＰＶを発表。ＰＶには生前の小村みじゅ本人も出演している。現在YouTubeにて視聴できる（YouTubeにリンク⇒ 河田純子「笑顔」PV）。


※私の父と母が眠っているお墓です。母が亡くなりお墓を持っていなかった我が家は、多磨霊園に申込みましたが、残念ながら後ろから数えた方が早い補欠でした。半年後に父も亡くなり、お骨を預けていた心行寺さんの住職より、偶然檀家の墓地に空きができたのでどうだろうかと言われ快諾した次第です。 お墓の場所は、20数年前に私が学生の頃、お彼岸等の時にお花を売っていた場所でご縁があり、その時からの付き合いの住職とのご縁もあり、小野田石材店や彫りをメインとする栄石さんなども、その時からのご縁であり、多くの方々のご縁でお墓が完成した次第です。 「歴史が眠る多磨霊園」制作者として、いつかは多磨霊園に我が家の墓も建之し紹介したいという夢がありました。多磨霊園ではありませんが掲載させていただきます。

【浄土宗 心行寺】（じょうどしゅう　しんぎょうじ）
　東京都府中市紅葉丘2-32-14
　多磨霊園の南北道路の先端部「多磨駐在所西」信号のところ