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おがわ きよし

小川 淳

おがわ きよし

1856.5.7(安政3.4.4)〜 1908.1.23(明治40)

明治期の日本聖公会司祭

埋葬場所: 14区 1種 25側

 会津藩士の子として江戸に生れる。1871(M4)北海道に渡り、W.デニングの感化で入信、1875函館で受洗。 デニングの下で函館市外大野村の伝道に当る。 1882デニングの解職問題のため函館(函館聖ヨハネ)教会は混乱したが、聖公会にとどまり教会の中心となって働いた。 1892執事、1899北海道最初の司祭に按手。1900江差町、1903には釧路町に転じ、同地方の多くの教会、講義所、学校を管理。 また建築、設計の技能に優れ、牧会のかたわら多くの教会の建築工事の設計、監督に当った。釧路で死去、享年52歳。

<日本キリスト教歴史大事典>
<MATSU様より情報提供>


*墓所内墓石は十字を刻む。墓誌があり会津藩士・日本聖公会舎長老と刻む。 同墓には立教女学院理事長を務めた教育家の小川清も眠る。

*2010年12月18日、小川淳の玄孫にあたられる加藤真紀子様からご連絡を頂戴し、「小川淳」の読み仮名は、「じゅん」ではなく、「きよし」とご指摘を受けましたので修正をいたしました。 小川淳の孫にあたる「小川清」の読み仮名も「きよし」であり、読み仮名が同じですがこれが正しいとのことでございます。加藤様、貴重な情報を誠にありがとうございました。


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