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いのうえ みちお

井上通夫

いのうえ みちお

1879.2.28(明治12)〜 1959.6.4(昭和34)

大正・昭和期の解剖学者

埋葬場所: 4区 1種 30側

 笠井与三平の三男として徳島県西尾村に生れ、後に井上達世の養子となる。
 1903(M36)12月東京帝国大学医科大学を首席で卒業。 '06よりドイツ、フランスに留学、帰国後東大講師をへて、'14(T3)『中間骨其発生及兎唇其他ノ研究』により医学博士の学位を受け、同大学助教授、教授を歴任。'39(S14)3月定年退官、その後日本歯科大学教授。 口蓋の発生、兎唇、狼咽、顔面の形成についての研究では、世界的に知られている。 特に'30(S5)カザン大学(ソ連邦)創立125年祭に招かれて行った講演『口蓋の発生機構』は有名である。 研究論文には「口蓋ノ発生ニ就テ」(東京医会誌、日本医会誌、十全会誌)がある。

<日本人名大事典 現代>
<MATSU様より情報提供>


墓所

*同墓には息子の井上 實(工学博士・内蒙古農政学院名誉教授)も眠る。


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