今北策之助

　東京出身。1903.7(M36)東京帝国大学法科大学政治学科卒業。同.11 文官高等試験合格し、翌月より専売局属となる。'04.4 臨時煙草製造準備局属 兼 専売局属、同.6 専任煙草専売局属、同.11 煙草専売局事務官、'06.12 煙草専売局主事、'07.10 専売局参事・販売部販売課長、'15.8(T4)専売局長官官房経理課長、同.12 大蔵省参事官を兼務した。
　'16.3 大蔵書記官 兼 大蔵省参事官・主計局予算決算課長、'17.3 名古屋税務監督局長、'18.6 広島税務監督局長、'20.2 専売局事務部長を経て、'23.12 専売局長官に就任した。'29(S4)辞職。辞職後は没する前月まで日本銀行監事を務めた。享年62歳。没翌年、『守拙遺稿』が息子の今北忠夫の編集、今北策之助を著者として刊行された。

＜大蔵省人名録＞

＊墓石は正面「今北家之墓」、裏面「昭和五年四月 今北策之助 建之」。墓所左側に和型「古田逸子之墓」(H3.10.16歿・享年70才：墓石建之者は今北忠夫）が建つ。