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いちのへ じろう

一戸二郎

いちのへ じろう

1894.1(明治27)〜 1938.10.2(昭和13)

大正・昭和期の農商務官僚、県知事

埋葬場所: 16区 1種 5側

 東京出身。西大助の二男として生まれる。1897(M30)一戸氏を再興。1917(T6)京都帝国大学法科政治経済学科卒業、同年文官高等試験に合格。
 以来、臨時産業調査局事務官 兼 農商務大臣秘書官を経て、製鉄所副参事、農商務事務官、農商務書記官、社会局事務官、同書記官、台湾総督府事務官 兼 台湾総督府秘書官などを歴任し、岐阜県書記官学務部長、社会局書記官、労働部労政課長を経て、1932.6.28(S7)38歳の若さにして、第27代 愛媛県知事に就任〔任期:1932.6.28(S7)〜1935.1.14(S10)〕。 次いで、1935.1.15(S10)第23代 奈良県知事に就任〔任期:1935.1.15(S10)〜1937.7.7(S12)〕した。知事を辞した後、体調不良のため休職し療養していたが、翌年逝去。享年44歳。従4位 勲3等。

<日本歴代知事総覧>


*墓石は和型「一戸家之墓」、裏面「昭和十三年十一月建之」。右側に墓誌があり、一戸二郎から刻みが始まる。俗名、没年月日、行年が刻み、一戸二郎の行年は四十五歳と刻む。妻は和佐子(H4.1.17歿 行年91才)。


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