本名は下村是隆。 1933(S8)「その一つのもの」が「改造」の懸賞に当選。 同年、高見順らと雑誌「日暦」創刊。36「人民文庫」創刊に際し執筆者として参加した。 ヒューマニズムを基調とする堅実な作風で、「真昼の蜂」「炎天」「詩と真実」などの作品集がある。
<コンサイス日本人名事典>