さぁ 喰いねえ
今回は北海道泊村(積丹半島)の「レストラン ワンツー」をご紹介。
ここは名店と紹介されることは・・・まず無い!と思われる店かと・・・。
なんでこんな店を知ったかというと、以前営業職だった頃、地元後志にある食品問屋さんと一緒に回った時に(業界用語で同行、又は拡売といいます)紹介されました。

美しい海岸線のちょっと小高い丘の上にお店はあります。
看板・・・チープです・・
この辺は夏になると北海道でも有数の海水浴場が沢山あり、宿泊施設もかねているようですが、はっきり行って美味しいものがあるような店構えには絶対見えません。
紹介されなかったら素通り100%ですね。
駐車場の端はなんの車止めも無く、下の磯に向かって恐怖の断崖絶壁!
昔は鰊漁で栄えたであろう潤間が確認されます。
(絶賛、崩壊中!!)
こちらが入り口。
レストランではなく、レストハウス ワンツーと・・・
(惜しい!もうちょいケバイと・・・ラブホ?)
しつこい様ですが、自分一人だったらまず入りませんね。
こちらが店内。割と清潔な感じです。
まぁこの辺から評判等も。
実は海水浴客には有名なお店だそうで、宿泊も兼ねてはおりますが、この辺まともな店も無いので、時期になると順番待ちとなる人気店との噂もあります。
(今時期は閑古鳥が・・・)
こちらがメニュー。
定食、丼物、カレー、蕎麦、ラーメン、スパゲッティからあんかけ焼きそばまで、まさにドライブインか大衆食堂。
「特性ギョージャニンニク入チャーハン」はちょっと恐ろしい感も有りやなしや・・・。
で、こちらが今回一押しの「ポークチャップ ランチ」900円。
似たようなのがポークランチですが、ポークチャップは味付けにケチャップを使用しているとのことで、甘酸っぱい旨みがどうしようもなくご飯に合います。
(口の周りをソースでベロベロにしながら頂くのがgood!)
肉の厚さは2cm程で、200g以上は有るかと。
薄切りのオレンジは・・・いらない子かと・・・
こっちは「ポーク ランチ」900円。
ほぼ同じ仕様ですが、こちらの味付けは醤油がベースとなっています。
ポークチャップに比べるとより甘辛さが脳天を直撃し、一口頬張るたびにフォークを持つ手が反射的にご飯を探します。
ウインナー二つ付けているのが・・・若干意味不明・・・
ポークチャップとマカロニサラダ、千切りキャベツ等がワンディッシュに乗り、ご飯(絶対2膳分以上有)と地元の岩海苔の味噌汁が付きます。
「ポーク ランチ」接写。
左側の脂身ですが、口の中でドロ〜ッと溶け出し、もう最高です。
肉は中まで火がとおり、ちょっと硬い感じもしますが、口いっぱいに頬張ってモリモリと喰っていると・・・・あぁっ豚肉を喰ってるんだな〜という感慨がひしひしとわいてきます。
ご飯(絶対2膳分以上有)。
洋食には皿に盛ったご飯ですよね〜。
小さい頃、親から洋食のご飯は、フォークの背に乗せて食べるように躾けられたのですが・・・・・・それって・・・本当なのでしょうか?
(シュガー長官もやっておりましたが、特定の年代だけ?)
こちら、磯ラーメン・・・塩味!
どう見ても味噌に見えますが、色はジックリ煮込んだ海産物のためとか。
今回同行の友人がこちらも食べたくて、「ポークチャップ ランチ」のご飯をはずして貰い、ラーメンを頼んだのですが・・・
ラーメンには、もれなくおにぎりが付いてきて・・・友人ダウン!
お店の駐車場からは美しい積丹の海岸線と・・・・・泊村の原発が丸見え。
自分、原発肯定派なので別にかまいませんが・・・
一時この海岸で巨大な雲丹や鮑がとれるとのまことしやかな噂が流れておりました。