12月18日 広島グリーンアリーナ

昨日の打ち上げが3時に終わり、宿(と言っても、薬研堀にあるサウナ)に入って寝たのは午前4時。
そして起きたのは7時(笑)
することがないので、一人フラフラと中央公園まで散歩。
天気が良ければ、夢の飛礫でも歌おうと思ったのだが、
あいにく曇り空でしかも寒い。
お腹が空いたので牛丼屋で朝食をしていると「準備完了!」のこたメールが鳴り響く。
広島宿泊組は、昨日の打ち上げでダウンしてるだろうから、
二人で平和公園を散歩して時間つぶし。
午前中は、例の花屋さんで集合の約束していたので、
路面電車に乗ると、颯大かあちゃん組と遭遇。
世間は狭いのォ〜
あれ、みきさんとtaakoさんがいないぞ!?
どうやらデオデオで宝探しをしているらしい。
花屋さんでSatokoさんと合流して、
C&Aに送る出荷直前のお祝い花とご対面。
想像してた以上に立派な花にみんな感激する。
そして総勢73人の思いが篭った色紙を花屋さんに託す。
お祝い花を発注してくれたSatokoさん、
昨日の打ち上げに引き続き、ご苦労さまでした!


(出荷直前にて 手モデル:こたさん)

その後、颯大かあちゃん達は他のオフ会へ、
僕らはそごう1階の喫茶店で座談会。
今日は、ツアー最終日ということで遠くから大勢のお客様がやってくるはずなんだけど、
ただでさえ混雑している広島中心部に複雑な移動手段に果たしてここがわかるだろうか・・・
目印は、クレド前のクリスマスツリー!
みなさん、道に迷いながらも何とか頑張って来てくれたお陰で、
その後、中央公園(通称・夢の飛礫公園)でみんなと記念撮影。
思えば今年参加したライブの開演前はいつもこんな感じだったっけ。
1月1日にみんなと「初めまして」をしてから、
どれだけの会場でどれだけの人と会うことが出来ただろうか。
僕の中では、それがライブとはまた別の楽しみでもあった。
ツアーが終わるのも寂しいけど、
チャゲアスを語っている時の喜んでいるみんなの顔を見れないのも寂しさの1つかな。
今日は、開演が早いため早々とグリーンアリーナに向かった。



<セットリスト>

・On Your Mark

25周年を記念すべきツアーの1曲目にふさわしい曲だと思った。
「25年活動を続けてきたけど僕らにとってはまだまだスタート地点」
という意味で1曲目に選んだのかな?
ファンなら誰もが愛している名曲。

オープニングフィルムが終わって飛鳥の第一声が会場に響き渡る瞬間、
一斉に会場が沸きあがる。
他のアーティストのライブにはよく見かけた電光掲示板も、
ついにC&Aライブにも初登場。
個人的に電光掲示板はあまり好きじゃなかったんだけど、
このツアーをきっかけに好きになったかも。
電光掲示板には、宮崎駿作品の「On Your Mark」も流れる。


・ripple ring

ライブで聴くのは初めてだけど、
個人的には、ビデオ「WALK」に収録されているのが印象的。
この曲が終わると「憧れ」に移るんだよね。
今回のツアーで好きになった曲でもあります。

しかし、あまりにもマニアックな曲のせいか、
お客さんは?マーク状態が多かった気がする。
このツアーの鍵を握る曲だと思ってるんだけど、
果たしてどうなのかな?
個人的には、アリーナになってからこの曲の偉大さを感じるようになった。
ツインギターの狩野さんとマッキーさんが前に来て、
チャゲとと飛鳥はさらにステージギリギリまでやってきてギターをジャガジャガ弾く姿はカッコイイ。
アリーナならではの広さを有効に生かした演出がとても良かった。

余談ですが、この曲を聞くと颯大かあちゃんを思い出して、思わず笑いを堪える時が何度かありました(爆)
ドアを開けなさい〜\(^O^)/


・HANG UP THE PHONE

もうファンの間では名曲ですね。
カラフルな照明にアップテンポなメロディ、飛鳥のセクシーダンスに会場が盛り上がる楽しい曲。
調子の良い時は、チャゲさん動き回って歌い出しに間に合わず苦笑してた時もしばしば。


・36度線 -1995夏-

今年発売された新曲ということもあって、
イントロと共にみんな両手を上げて会場が沸きあがる。
メロディ的に乗りやすい曲なんだろうね。


・僕はMusic

アリーナになってから追加された新曲。
歌い出しがすごく早口でマリンメッセ福岡では乗りにくい曲だなぁ、と思ってたけど、
既に会場の殆どがノリノリになっていた。
僕はミュジック迷ったらさ〜の所では、
ドラムの音と共に拳を上げましょう(^^)/


・LOVE SONG

チャゲアス王道ソングですね。
コアなファンにとっては退屈な曲かもしれないけど、
昔に戻って聴いてみると凄く新鮮だったりします。
チャゲアスの曲にしては、歌詞がわかりやすいので、
初めてライブに参加した人にとっては、聴きやすい曲かもしれない。
君へのラブソン(ラブソン\(^O^)/ )もすっかり定着!


・crossroad〜いまを生きる僕を〜

「僕はミュージック」のカップリング。
歌詞はチャゲさんじゃないんだけど、
歌詞が凄く良くて、それに暖かくて優しいメロディに乗せて本当に良い曲です。
何だか久々に青木せい子さん作詞の曲も作って欲しくなりました。


・心に花の咲く方へ

この曲は、いろんな人に評判が良いです。
飛鳥自身もかなりの自信作だと言っていただけのことはある。
「まっすぐ伸びた円を歩く」という理解不能な歌詞も、
ツアーが終わる頃には、この歌詞の意味がわかってきたような気がする。


・SOME DAY

イントロをギターで始められると、
ビデオ「太陽と埃の中で」を思い出してしまう。
あのやり取りは面白かったなぁ。
今も昔もチャゲさんの声の美しさは変わってません。
聴いていて気持ち良くなれる曲だね。


・Sons and Daughters〜それより僕が伝えたいのは

イントロの素晴らしいハーモニーに酔いしれているのに、
肝心な歌が始まらない。
この曲では飛鳥の遊びが入ってたね。
どこかの会場では、遊び無しもあって逆にメンバーを驚かせたとか?


・群れ

アリーナになってからMCの後に「群れ」を持ってきたんだけど、
ちょっと怪しくて危なげな会話の後にこの曲を歌うのは、
あまりにもギャップがありすぎて、曲の世界に入り込めないというかなんというか・・・(苦笑)
出来れば、「男と女」を持ってきても良かったんじゃないかな?と思う。
「群れ」をリリースした頃は、ファンが離れていく曲だと言われたこともあったけど、
この曲と出会ったことで、新たな魅力を見つけたファンも少なくはないだろう。


・熱風

今年25周年を記念するテーマソングと言ってもいいような曲です。
始めて参加した人は最初、あまりの衝撃に誰もが耳を疑ったことでしょう。
アレンジも今風に変えて、お台場で行われた熱風ライブでは見事に火の鳥が飛び立ちました。
炎を表すかのような赤のみの照明。
電光掲示板の裏は鏡になっていて、
赤の照明を鏡に照らして熱風を再現していたのかもしれない。
終わる頃になると電光掲示板がひっくりかえり、炎が燃え盛る中、
チャゲと飛鳥の声が会場全体に響き渡る。


・21世紀

アリーナになってから登場。
カットされた曲が聴けないのは寂しいけど、
お台場で歌ってくれた21世紀をこうしてまた聴けるのは嬉しい。
熱風ライブと同じアレンジで澤近さんのオカリナバージョン。
電光掲示板には、C&Aの歌っている姿が映し出される。
コアなファンなら誰もが涙する隠れた名曲。
聴いていて本当に優しく、そして切ない曲です。


・光の羅針盤

アリーナになってから熱風ライブバージョンに変更。
アコースティックに弾くツインギターにアコーディオンを演奏する旭さん、ウッドベースの恵美さん。
このままアンプラグドで行っても良かったけど、
2番目からはロックテイストへと戻る。
ロックテイストへ戻る間奏は、本来のイントロのメロディなんだけど、
広島最終日だけ、リンリンと鈴の音が鳴り響いた。


・NとLの野球帽

曲に乗せてメンバー紹介されると「concert movie GUYS」を思い出す。
こういう感じのメンバー紹介は結構好き。
メンバー紹介の後に飛鳥がハーモニカを吹き鳴らし歌が始まる。
ライブでは王道ソングになってしまったけど、
やっぱり会場が1つになり、そして誰もが愛しているからこそ選曲されるんだと思う。
間奏では、狩野さんと飛鳥のギターセッションが楽しみの1つ。
最終日では、互いにおでこを引っ付けながら弾いてた(笑)

・青春の鼓動

あまりメジャーな曲じゃないのに、
この曲はかなり盛り上がったのは、きっとみんなこの曲を待っていたからなのかもしれない。
ツアー「電光石火」では盛り上がったしね。
グリーンアリーナで再度、この曲を聴くのも何かの縁なのかも・・・
恋をした〜♪の所では、思いっきり両手を伸ばしましょう!


・僕はこの瞳で嘘をつく

アリーナ中盤からイントロがギター演奏になって、
最初は、え?なに?と思わされた、そのちょっとした演出がまたカッコイイ。
ギターを捨ててハンドマイクでステージを動き回る飛鳥に会場のボルテージ最高潮。
最後のサビでは、恒例の腕を肩に回してスピーカーに足を乗せて一緒に歌う。
仲が良くなければ出来ないパフォーマンスだね。


・YAH YAH YAH

もうこの曲に関しては何も語ることはないでしょう(笑)
最終日だけ、ドラムパフォーマンスを少し長くやってくれました。
その後、マッキーさん達が内輪で扇いであげてた。
ここでは、チャゲさんがステージを動き回って会場のボルテージ最高潮。
最終日なので何かやらかしてくれるかな?と思って期待してると、
チャゲさん、ステージに張ってあるテープを剥がしまくってました。
そのテープが飛鳥の足に絡まって転倒(爆)
恒例のメッセージボードは、クサクサ君サンタのコスプレした絵でした。

最後のサビの「YAH YAH YAH」では、思わず涙しながら拳を上げてた。
涙する曲じゃないんだけどね(笑)
「YAH YAH YAH」は、たとえみんなが飽きようともセットリストには必ず入れて欲しいです。


・SAY YES

熱風ライブ以降、この曲に1つの奇妙な動きが生まれた。
サビの部分で、腕を左右に動かすのです。
熱風ライブの時は、ちょっと違和感があったけど、
ツアーが進むにつれて、それが当たり前のようになった。
誰もが何度も耳にしたC&A王道ラブソングだけど、
僕らにとっては逆に新鮮に聴こえたような気がした。


・not at all

この曲は、本当に良い曲なんだけど、
これを歌うともうすぐ終わりなんだ、と思うと急に寂しくなる。
ここでは、狩野さんのプレーに注目してしまう。
やっぱり狩野さんはカッコイイ!


ripple ring〜Reprise〜

「not at all」を歌い終わると、電光掲示板が上から降りてくる。
そしてそこに映し出された映像は、上空から見下ろす壮大な景色。
それはまるで人生を生き切って天へと飛び立つ途中に見る景色のように思えた。
この時の時間がもの凄く好きで、
このまま終わらずに、ずっとずっと歌い続けて欲しいと思いながら見てたのかな。
だから毎回、涙々してたのかも。。。

・WALK

この曲に関しては名古屋2日目ですべてを語り尽くした。。。
広島初日では少し擦れたかな?と思う飛鳥の声も最終日は完全に歌い倒してくれました。

最後のカーテンコールでは、銀テープが噴射し、
電光掲示板には「ツアー完了、お疲れ様でした」の文字が映し出された。
最終日ならではのスタッフからのサプライズだった。
そして飛鳥が会場に向かって一言「また逢おう」に
みんな拍手ではなく、銀テープを持って大きく振り、
それはまるで銀色に輝く波のように見えた。


〜追記〜
C&Aに送るサプライズ企画


中央公園で記念撮影をした後、大きな感動を待っているのにも知らずに平然と会場入り。
会場に入ってアリーナのドアで待っていたのは、サプライズで送ったお祝い花だった。
誰もが楽屋に飾られるだろうと思っていただけに、みんな驚きを隠せなかった。
企画発案担当の颯大かあちゃんとお祝い花を発注したSatokoさんが花の前で抱き合って泣いてる姿を見て、
何だか、逆にC&Aからサプライズ返しされたような気がした。
ライブ終演後は、再びみんなで集まってお祝い花と共に記念撮影。
颯大かあちゃん?ぐファミリー?
お祝い花の前を歩く人は不思議な感じで見ていたが、
中には花と共に記念撮影してくれる人もいて、
そんな姿を颯大かあちゃんと一緒に眺めてた。

思えば、颯大かあちゃんから企画のメールを貰ったのは10月頃。
僕にはまったくそんな発想が無かったし、お金が絡むことなので
正直ちょっと戸惑ったけど、僕が止める理由も無いので颯大かあちゃんにお任せすることにしました。
最初は、仲間うちで30人集まればいいだろう、と思っていたら、
あれよあれよという間に30人を突破。
どこから見つけてきたの?と言わんばかりの観音開きの色紙には、
次々と熱い思いが刻み込まれて行き、
また遠方の人は、シールに書いてそれを貼り、
最終的には73人の思いが詰まった色紙とお祝い花が完成。
気持ちは形に出来ないと思っていたけど、
みんなで作ったC&Aへの熱い想いがこうして形にすることが出来た。
25周年だからこそ出来た最初で最後のサプライズ企画。
でも、また機会があれば30周年、35周年にやりましょう。
その時は、また颯大かあちゃんに頑張ってもらわねば(爆)
企画立案してくれた颯大かあちゃん、本当にお疲れ様でした!
そして、その企画に参加してくれたみなさん、本当にありがとう。


  


お祝い花の行方はというと、颯大かあちゃんの合図と共にみんなで少しずつ持ち返りました。
2枚の名札は、僕と颯大かあちゃんが持って帰りました。
こうして長かったツアーも終わると共にサプライズ企画も大成功。
同じ時間を共に過ごした仲間達とも別れて、
僕は帰りの電車の中で今年1年の事を思い出していた。

札幌ドーム、
周南市、
愛媛、
鳥取、
お台場、
長良川、
倉敷2日、
福岡、
大阪、
名古屋2日、
広島2日、

本当によく行ったなぁ。。。