チャゲ博 タイムマシーンにお願い in zepp Osaka


two-fiveが終わり、チャゲアスの活動も一段落して2004年が終わった。
それから早10ヶ月、長いような短いような・・・久々にチャゲの生声が響く。
それは、ライブという形ではなく、深夜ラジオの公開生放送という設定。
もちろん流れる曲は、バックバンドとチャゲ本人が披露する贅沢なラジオ番組なのである。
あ、ラジオと言っても、会場内でしか聞けないラジオとなってます(笑)

日付は、1993年10月22日にタイムスリップ。
zeppならではの狭いライブハウスの空間、ステージ上にはスクリーンがあり
チャゲ撮影による写真がスライドショーとして映し出されている。
開演前の注意事項のアナウンス。
何故か魅惑なお姉さんによるアナウンス、しっかり笑う要素が入っており
この時点で普通のライブとの違いを感じさせる。

19時00分を過ぎた辺りでバンドメンバーの登場。
two-fiveメンバーとさほど変らないが、
旭さん、小笠原さん、マッキーがいなくなり、ギターの関さんが新たに加わったところかな。
披露した曲は、オールチャゲソングではなく、ラジオらしく他のアーティストの曲がセットリストに盛り込まれている。
タイムマシーン繋がりで、サディステックミカバンドの「タイムマシーンにお願い」に始まり、山下達郎や井上陽水、スガシカオなどなど。
正直、チャゲソングと他の曲では盛り上がり方が全然違ったが、まぁいっか(笑)
盛り上がりといえば、やはり下りの後半戦、ビートルズの「TWIST AND SHOUT」でファンを暖めさせて、
「7」、勇気の言葉で会場は一体となる。
やはり誰もがチャゲソングを期待してたんだな。
今回のライブ、いやイベント、いや・・・まぁ、どっちでもいいや。
歌意外にも注目すべきところはいくつもある。
例えば、ステージ上にあるスクリーン。
これは、「遠い街から」を歌っている時には過去3年間のツアー時に撮影した写真、
そして、「涙そうそう・ハワイ語バージョン」の時には、ハワイで撮影した写真がスライドショーとして流れ、
トーキョータワーでは、東京タワーが映し出され、写真家チャゲを見ることが出来る。
はたまた、missing pages作成秘話を話している時の顔は、映画監督チャゲ、
そして、MCではラジオのDJチャゲなど、
このライブでは、いろんなチャゲの顔を見せてくれる。

僕ら90年世代では、のるそる、ラジ王だが、オープニングで流れた曲はオールナイトニッポン。
まぁ、こちらの方がインパクトがあるからなのだろうけど、やっぱり「のるそる」を復活させて欲しかったかな。
でも、妙なハイテンションは紛れも無く深夜放送のノリで、
眠い目をこすりながら聞いてた頃が懐かしく思えた。
ラジオと言っても、○○のコーナーとかいうのでは無く、
事前に答えたアンケートに記載していた「悩みの相談」の紹介。
これは、きっと各会場によって内容が違うと思うので、
その地域限定のお楽しみコーナーの1つかもしれない。
アンガールズの左の人を見ると大久保さんを思い出して仕方ない、
という悩みは大爆笑でした(笑)
それと、このライブ一番盛り上がるであろう空耳アワー。
まさにチャゲワールド全開。それに釣られて会場も大爆笑だった。

今回のライブは、あくまで深夜ラジオの再現に拘りがあったのか、
ラジオとライブの間にちゃっかりグッズのCMもあった。
そこで三人のアシスタントの登場。
またASKAソロアルバム「SCENEV」の告知もスクリーンに映り出され、
チャゲ熱になりつつあった飛鳥ファンは、一気に目覚めたかもしれない(笑)
そんな感じで刻々と時間は過ぎて行き、トーキョータワーで本編終了。
今日は、チャゲアスのライブではないのでもちろんみんなアンコールがあることを知っている。
終わっても手拍子は鳴り止まない。
そして、再びバンドとサングラズを外したチャゲさん登場。
アンコールが始まる前に今日の誕生日の紹介、というチャゲならではに粋なサプライズ。
そして誕生日プレゼントとして「箱の中身は何だろう」を披露。
最後はもちろん誰もが折って待っていたあの曲で締めくくった。
いろんな顔を見せてくれたライブだったが、ステージを後にする後姿はアーティスト「チャゲ」。
その姿を久々に見ることが出来た2時間10分だった。
チャゲと飛鳥、はっきりいって丸っきり違う個性の二人でそれはソロ活動を見比べれば明らかにわかること。
そんな二人がチャゲアスとして活動が成り立つのが不思議でもあるのだけど、
その答えは、きっとソロ活動にヒントが隠されているのかもしれない。
だからこそ、ソロ活動は面白いし、チャゲアスの音楽に飽きは来ない。
チャゲ博が終わった後のチャゲは、一体どんな顔を見せてくれるのだろうか。
2006年、それもまた1つの楽しみかな。





〜追記・チャゲ博開演前・開演後〜

22日当初新幹線で大阪入りするはずだったのだが、在来線で大阪入り。
実は、雲海撮影した後、急いで大阪入りする予定が、
曇り空の天気予報で撮影断念。
そのため、のんびり在来線で大阪へ向かうことにした。
数日前に頭をプチ手術したため頭も洗えないので寝床は労働者ホテル。
これで交通費とホテル代で1万円と言ったところかな。
順調に4時間かけて新大阪に着き、10ヶ月振りにSatokoさん、ちぃさん、そしてtaakoさんと再会。
その後、Satokoさんのベースキャンプである弁天町に寄ってうどん屋で昼食。
紙飛行機の折り方をネットで調べるのを忘れてたなぁ〜と呟くと、
ちぃさんがネットでプリントアウトして持ってきていた。
いつもながら、僕の心をテレパシーで読み取っているんじゃないか?とありがたく思う。
開場まで時間があるので海遊館でジンベイザメ見学。
今回もあまり乗る気じゃない?Satokoさんを観覧車がある、とそそのかしてその気にさせる。
海遊館の観覧車は世界一大きな観覧車(と書いてあった)が、
今日は澄み切った天気のお陰で明石大橋までくっきり見えた。
観覧車の後は、個人的に楽しみにしていた海遊館のジンベイ。
数年前に行った時は、2匹いたのに今は一匹しかいないので少し寂しいが、
広い水槽で優雅に泳いでる姿にしばし時間を忘れる。

そして、海遊館を出て再度地下鉄に乗ってzeppに向かった。
zepp大阪に来るのは、5.1chサウランドイベント以来で、
コスモスクウェアに来たのは、三年前の花火大会以来かな。
久々に来るのに何故か見慣れた景色。
ということは、あれからまったく開発が進んでないってことか。
相変わらず殺風景な風景でWTCコスモタワーが大きく聳えていた。
開場1時間前に来たのでかなり混雑かと心配したが、さほど混雑はしてなかった。
早速、気になるブロックを確かめるためにチケットを引きかえると・・・Hブロック。
想像するまでもなく後ろだな。
ちなみに、ちぃさんは2階席、SatokoさんはDブロック。
チャゲにあまり関心の無いtaakoさんは、何とBブロック(実は前から8列目だと終演後に発覚)。
欲の無いものほど得るもの多き。
それにしてもみんなバラバラとは・・・
やはり前列ブロックだけにA,Bブロックは多く、早くから並んでいるが、
それ以降のブロックはちらほらで、Hブロックに関しては10人いるかいないか。
グッズ購入後、何故かtaakoさんだけ列に並び、後列組は外で折り紙をせっせと折る。

寒い寒いとニュースで言っていたが本当に今日は寒い。
空が綺麗に澄み切っていて、WTCに上って夜景が撮りたいと何度思ったことか・・・
あまりに寒いのでトイレに行こうと思いきや、喫茶店内以外にトイレは無いらしく、
仕方無いので、店内に入ろうと思えば、トイレのみお断り!と書かれてあったので我慢する。
10人ほどしかいないHブロックに並んで寒さに耐えながらひたすら我慢。
開場の18時が過ぎたからそろそろ入れるかと思ったが一向に動く気配無し。
ひょっとしてAブロックから順番に入れてるのか!?
ということは、Hブロックは・・・
開場から30分、この30分はかなり過酷な時間だった。
今日ほど、予め席が用意されている2階席が羨ましいと思ったことはなかったぞ!
開場して一目散にトイレに掛け込む。
Hブロックと言えども、開場時にはかなり列が出来ていたから、
もうブロックにたくさん人が埋まってるだろうなぁ〜と思ったらまだ最前列が埋まった程度。
すかさず、端っこのフェンス際、ステージ正面をキープ。
しかも、前の人はちっこいおばさんで、しかもしかも最後ブロックだけ一段床が上がって何も支障無し。
こりゃ、two-five名古屋二日目とまったく同じやんけーとトイレも済ましたこともあって開放感な気持ちになったのかテンションが上がる。
そして、何故か隣にはSatokoさん(爆)
実は、Dブロックも最後ブロックだったのです。
お互い、熱風ライブでの教訓があってか、端っこを狙っていたのでフェンス越しの隣り合わせとなった。
ライブハウスはオールスタンディングなのが足腰に辛いが、
始まってしまえばその辛さも快感へと変るもの?
そんなこんなで、紙飛行機の飛ぶ素敵な時間への始まりなのでした。


終演後、入口前で集合。
かあちゃんからのアドバイス通りドリンクは終演後に替えてもらう。
というより、ドリンク代500円を強制的に払わされるのには納得行かないんだけどなぁ。。。
今日はめちゃくちゃライブが跳ねたので、やっぱりビールでしょう!
やたら人だかりがあるので何かと思えば、チャゲ作のタイムマシーンのオブジェが飾られてあった。
近寄ろうにも近寄れず、あれよあれよと外に出てしまう。
極寒で飲むビールもまた美味いが、少し暖かい格好をしてくれば良かったかな。
みんなで記念写真を撮ろうかと思ったが、Satokoさんだけハイテンションで誰かと話しているので、Satokoさんだけ後撮影(笑)
その後、どこかで飲みに行こうと繰り出すが、
地下鉄から出たところは何も無い大阪砂漠。
あるのは暗闇のビル街と高架の道路のみ。
結局、ちぃさんは日帰りで帰るため本町で解散。
楽しい時間をありがとう>ちぃさん
僕はお腹が空いたのでラーメンを食べる。
ちょうど今日は日本シリーズの初日、
ライブ中、タイムマシーンで現在に戻った人の情報によると阪神は負けている情報があったが、
結局、阪神は負けてしまったらしい。