日本武道館、本来は行くつもりはなかったが、
それなのにどうして遥々東京まで行こうと思うようになったか・・・
理由はいくつかある。
・青春18切符が3月1日から利用出来るため、交通費が安くすむ
・今回のツアーをアリーナで見てみたい
・大いに唄う以来、武道館に行っていない
・関東組と会える機会は滅多に無い
・アーティストSHUUBIとして意識してコーラスを聴いてみたい
・やっぱり「月が近づけば少しはましだろう」を聴きたい
理由はいろいろあるけれど、やっぱり一番大きかったのは・・・やっぱり18切符かな(笑)
当初、8年前と同じ経路で武道館へ行き、家に帰ろうと思っていたが、
せっかく関東へ行くのだからとつい撮影計画を立ててしまい、
そんなこんなで武道館に着いたのは16時過ぎ。
ホールと違って、人の波が押し寄せているかのようにファンが武道館を目指していた。
開場も始まる頃には、武道館前は大混雑。
そんな光景に懐かしさを覚えながらも仲間達と再会。
そして、颯大チケットを無事ゲット。
もうみんな揃っているかと思いきや、まだ九州2人組が来ていない。
何かとお騒がせコンビだが、無事到着して一安心。
開場するまえに武道館とツアートラックの写真を撮ろうとしている最中、
やけに係員のテンションが高いが、まだ30分あるから楽勝〜と思いながらチケットを見てみると開園17時00分だった。
・・・もうすぐ開園だ(激汗)
1998年のチャゲソロ大いに唄う以来の武道館。
2階席だと油断していると3階席であまりの高さに唖然としたあの独特な造りも、
不思議とそんなに高さを感じさせられなかったのは8年経って数々の会場を経験したせいなのか。
2階席南東N列と高さ的には2階席の真中辺り。
距離感を感じさせないくらい近く感じられたのはやっぱり武道館独特の造りだと思う。
武道館2days、昨日はチャゲが現れなかったので今日はかなり高い確率で現われるに違いない。
WOWOWのカメラも入っているのだから、飛鳥がいつも用意している「美味しい見せ場」である。
8年前は、チャゲソロのアンコールに飛鳥が登場した。
その感動を今度はチャゲで味わいたい。
武道館独特の天井の照明。
果たして点灯するだろうか・・・
8年前は、windy roadの時に・・・もう8年前の話はいいって?(笑)
それくらい武道館の懐かしさを感じながらも照明は落ちていった。
いつしか自分でも照明フェチと思うようになるくらいライティングの美しさに感動させられるが、
ホールよりも個人的には壮大なアリーナの方が好みだったりする。
ボーカルの声の跳ね返りもホールよりもアリーナの方が、少ないので違和感が無い。
特に武道館は、狭く高い造りなのでボーカルの声がアリーナの歓声に乗って肌で感じることが出来る。
ある意味、2階席はアリーナよりも良席かもしれない。
いや、飛鳥のライブならどの席も良席には変わりないが。
「君が愛を語れ」では、スローなテンポで飛鳥の声が伸びる、今ツアー最初の見せ所。
個人的には、スローからアップテンポな曲へスライドして観客総立ちという形に持っていって欲しかったが、
2曲続けて席に座って見るには何か物足りなさがあった。
「遥かな国から」でもし立たなかったら、このまま前半はずっと座りっぱなしだったかも。
アリーナの良さの1つとして、ステージ両サイドに設置されるスクリーンに映し出されること。
これを見ていると、飛鳥の細かいしぐさまで理解出来るが、
あまりそのスクリーンに集中していると、他のメンバーのしぐさがチェック出来ないので要注意。
飛鳥の無邪気なMCの笑いを堪えているメンバーにも注目です。
広島公演から1ヶ月以上が経つが、セットリストは特に変更無し。
変わったと言えば、girlなど数曲が少しアレンジが変わったくらい。
思いっきり変わったと言えば、やっぱりMCでしょう。
シンフォニックネタは、WOWOWにはふさわしくないのかどうかは別として、
two-five福岡転倒事件と香港整体になっていた。
これがまたあまりにも面白くて、終始会場爆笑だった。
これは多分WOWOWではカットされるんだろうけど、
大概、チャゲアスのライブって昔から美味しいところはカットするので、やっぱりライブに参加しなければならないのです。
同じ歌い手、同じツアー、たとえ昨日と今日でセットリストが同じであっても、
昨日と今日とでは何かが違う。だからライブは面白い。
広島で最高の声を浴びせられたせいか、今日はちょっと高い音が伸びなかったようにも思えたが、
公約の1つである「月が近づけば〜」は十分堪能させてもらった。
やっぱりスケールのある場所でこの曲の凄さは発揮される。
話は、また昔に戻るが、初めて参加したツアー「スーパーベスト3」でもこの曲は披露されている。
あの感動は、今でもわすれられない思い出の曲。
メンバー紹介は淡々と進むかと思ったが、香港整体のMCとリンクしたシーンがあって
これはお笑いのテクニックの1つ。
飛鳥は一体どこでそんな技をマスターしたのだろうか(笑)
そして待ちに待った「you&me」
広島2daysが終わった後にアルバム「SHUUBI」を聴いて、ますますファンになり4月から始まるツアーのチケットまで入手してしまった。
前回までは、コーラスとして聴いていたが、今回はアーティストとして意識して聴かせてもらった。
そしてますます4月からのツアーが楽しみになった。
彼女は本当に凄い。
後半1曲目は「共謀者」
ここで再び観客総立ち。
個人的にここでもまた要望。
スローな曲で立ちあがらせず、アップテンポな曲(ブラックマーケットとか)を持ってきて欲しかった。
心から立ち上がろう!と思えなかったのが今ツアーで残念だったところ。
残念といえば、「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」
「good timeツアー」では面白い始まり方をしてくれたので、
今回も「loop」からすぐ曲に入るのではなく、何かアレンジして曲に入って欲しかった。
この曲は、いきなり入ってこられるよりも「次は晴天だ!」と思わせてる方がファンも喜ぶんじゃないかなと、
ファンじゃなくて僕が喜びます(笑)
大久保さん宛てに嘆願書を出したかった(爆)
でも、そんな要望もどこかへ行ってしまうくらいライブが終わった後は、気持ちが心地良さに満たされていた。
WOWOWではどんな形で放送されるのか、ツアーが終わった後も楽しみは続く。
8年ぶりの武道館。
あの時と同じように、無理して来て本当に良かったと心から思った。
(第1土曜日は会議で仕事が休めなかったが、急遽、扁桃腺が腫れたことになっているらしい)