6:30 1ベル。BGMは’50s〜’60sのアメリカンポップな曲。
6:40 会場の暗転がないままに”loop”が流れ出して、曲に乗って会場が暗転。
幕が上がらないまま澤近さんのPianoとシンセで、ASKAさんがおもむろに歌いだす。
”君が愛を語れ” しょっぱなからものすごい声量に圧倒される。
2番にはいるあたりで幕が上がり始める。
”Birth” バックにtwo−fiveのときと同じLEDのパネルがあって、PVが流れる。
新しいコーラス隊ともなかなかいい感じ♪
”はるかな国から” 途中のフェイクも絶好調☆
”風の引力” 考えたら生で聴くの初めてなんだった。
MC1 会場からのたくさんの「ASKA〜〜〜!」の掛け声に、「はいはいっ!」と軽く手を上げて応えるASKAさん
あっちこっちを見ながら「ようこそ〜〜!」
ASKAさん:「座ろっか、後々キますんで・・・」
会場:笑
座りながらも「ASKA〜」の声が飛び、喋るタイミングを掴もうとして、
ASKAさん:「えっと。喋るね〜」
会場:笑
ASKAさん:今日の松山、実は香川だと思ってました。
会場:笑いとエェ〜〜ッという声が半々でした。
ASKAさん:(拗ねるように)スケジュール、最初はそうなってたんだよ。写し間違いかなとおもってて。
人が言う日付と違うのよ。だから、メールなんかが来ても「ちがうってばっ!」と。
そんなときに松山に来れて、幸せです。年明けそうそう、いろんな勘違いから始まってしまいましたが、
このまま活動が勘違いにならないようにしていきたいなと思ってます。
では、次の曲ですね。タイトルを変えようかと思ってて・・・。ココだけだからね。外に言わなくて良いから。
「サナトリウム西病棟・・・・・・(一瞬間があって)303」
”君が家に帰ったときに” 高音部が、難なく出ていて、聞いていて安心する。
”In my circle”
”君が好きだった歌” 澤近さんのピアノソロではじまって、ワンフレーズだけASKAさんがそっと、優しく歌う。
”背中で聞こえるユーモレスク” そのまま流れるように歌いだす。
マッキーのチェロと、クラッシャー木村さんのバイオリンが程よく絡んで、そこに澤近さんのPianoが交じり合う。
澤近さんのPianoテクはすごいわ〜〜〜。
MC2 「愛する人と、年をとる。好きだった人を懐かしむ」
・・・これがいいねえ。ASKAさん、そんなにボソッと言わなくても。
先日アレですよ・・・・オーケストラとコンサートをしたんですよ。
会場:拍手
ASKAさん:いやいや、遠いところの話だから。
私&数名のお客さん 「行ったよ〜〜〜〜!」にASKAさん「ありがとありがとっ!」
と、ここまで話して、「あれ?なんかこれ順番違うなぁ・・・」どうやらMCの順番を間違えた模様。
指揮者が、服部隆之だったんですが、カウントの数え方が、我々とちがうんですよ、と実際に身振り手振りで
説明。それが横で歌ってて見えるんです、興奮して振ってるのが。
会場:爆笑
”愛温計” 間奏のバイオリンの生音がものすごくきれい。シンセとは比べ物にならないわ、やっぱり。
”good time” アルバムバージョンで。
MC3 突然「起きようっ!!」(会場のみんなの頭はきっと”?”が浮かんだはず)
東京では大笑いだったんだよ〜。
わかるんですよ、どんなに好きなミュージシャン・プロデューサーでも、
何度見ても知らないシーンがある(笑)
大音響の中で、自然に身体が揺れて、ストンと落ちるんですよね〜。
goodtimeを書く前から、何のために生まれてきて、生きてて・・・そんなことを考えてる。
最近輪廻が証明されてきて・・・って、こんなトコで話すことじゃないですけどね(笑)
会場:(笑)
ASKAさん:オレね、生まれたときのことを覚えてるのよ。
会場:えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ
ASKAさん:(拗ねるように)ヤメタッ!!
会場:言って!!
ASKAさん:信じる!?
会場:信じる〜〜
ASKAさん:オレが信じてないのに!?
「同じくらいの子が一つ部屋にいて、俺がいるのは男の子の部屋。
スコップですくわれていく。
自分の番が来ても、怖いっていえない。
前は堂々としてるんだもん。で、放り込まれるのが、かまどなのよ。
火が燃えててさ。でも、通る瞬間に熱くないってわかるわけ。
前に来たことがあるから。 で、細いトンネルの中に分かれ道があって、自分でえらべるんだけど、
明かりが見えてくるはずってわかってるから灯りをたどっていく
と、 人の手の感触があって、抱かれてると」
(話を)誰に言っても信じてもらえなくて、オオカミ少年みたいだったんだよ、昔。
皆さんの周りでもそんな体験された方がいたら、
どしどしお葉書を(と住所を出すフリ)
”girl” 古川さんのガットギターが相変わらず冴え渡る!シンフォのときのアレンジも良かったけど、
Originalに近いこのアレンジもいいな。
”同じ時代を”
”月が近づけば少しはましだろう” 中盤にきて、高音部がさらに伸びる伸びる!!
こんなに安心して聞けるのは久しぶりかも。
メンバー紹介 ドラム:江口信夫
ベース:江口からの紹介なんです。斉藤光隆
ギター:テレビなんかで映ってるのを見て、「CHAGE、ギター上手いね〜」って言われるんです。
帽子かぶるとそっくり!でも、CHAGEじゃないです。古川昌義
ギター:鈴川真樹
コーラス:SHUBI (僕の相棒は、柴田しゅうび)
コーラス&バイオリン:クラッシャー木村 木村さんの時、ドラムの音と気合のポーズがずれて、
ASKAさんに、「よし、明日練習な」と突っ込まれる。
コーラス:ポプコンの頃からの付き合い。初めて恐怖を感じたんです。一木弘行。
ちょっとBEGINに似てるでしょ。
ピアノ:澤近泰輔。 橋本弁護士に似てるでしょ〜。
”you & me” 前回の裕子ねーさんとは、また違ったASKAさんとの絡みっぷり。
コーラスが良く聞こえて、カラオケの参考になりそう(笑)
SHUBIさん、左手を当てて深々とお辞儀。かわいいかも☆
ここでstandup!
”共謀者” この曲好きなのよ〜〜〜(゜ー゜*
)( *゜ー゜)
”花は咲いたか” このあたりから、前半と違って、ロックな感じ。
「心をシェイクして〜」のところは相変わらずセクスィ〜(*ノ∇)ゝ
”Now”
”loop”
”晴天を誉めるなら夕暮れを待て” ギター片手に飛び跳ねます。声が絶好調なせいか、ジャンプも軽やか!
”next door” もう終盤だというのに、声がかすれることもなく、ものすごく伸びやかなサビにうっとり(* ̄▽ ̄*)
散文詩 (BGMは、nextdoorのサビのアレンジっぽい感じをシンセで。)
本棚の一番高いところには
まるで、青春のバリケードのように並んだ
懐かしい本たちがありました。
つま先立ちで伸ばした僕の指先に触れたものは
見覚えのない一枚の古い絵葉書だったのです。
いつからそこにあったのか
見覚えのないものを思い出せるはずもなく、
僕は記憶を追うことをやめ
何も書かれていない葉書のスペースに
ふと浮かんだ言葉を綴ってみました。
「いつかまた お会いしませんか」
書きながら思い出したのか
思い出したから書いたのか
いつまでも懐かしい人の記憶の電話番号を
僕は宛て先に入れてみたのです。
そして僕は 何事もなかったかのよう二
また探し物を続けました
背中で聞こえるユーモレスクがテーマかなとふっと思ってしまいます。
”心に花の咲く方へ” 生音のバイオリンでのイントロに、思わず鳥肌が立ってしまった。
グランドピアノとの生音だけの演奏に聞き惚れてしまう。
このときもマッキーのチェロがあったのかな。
”抱き合いし恋人” スクリーンには、two−fiveのOPフィルムの宇宙の映像みたいな映像が流れてて。
2番に入る直前のウインドチャイムの入りがすごくきれい。
ここで、いったんステージから全員はけていく。
もうちょっと引き伸ばしてもいいのでは?
アンコールがありますよ〜って言ってるようなもんだよ、アレじゃ。
拍手の中で、メンバー再登場。
ASKAさんが出てきたときはひときわ声が大きくなり、
そんな中で、
ASKAさん:「生まれたときのことを覚えてるってのは、内緒ね」といたずらっ子のような笑顔。
会場:大爆笑
ASKAさん:会場のあちこちを指差して、
「あれ!? あれっっ!? ・・・君は薔薇より美しいよ!」
会場:キャ〜〜〜〜!!!大歓声です!
”君は薔薇より美しい” 最後の「変わった〜♪」のところで、身体で「A」のポーズ。手はフリフリ☆
これを何度も繰り返すんだけど、その姿がものすごくお茶目('-'*)
”cry” これをCDで出してほしいと思うのは、わがままなことでしょうか・・・。
CD化希望、いや熱望します!
”はじまりはいつも雨” ポロンと澤近さんが撫でるようにワンフレーズ弾いて、ボソッと「内緒だからね」とASKAさん
Aメロはピアノ1本で。しかも、オフマイク。生声でものすごく聞こえるの。
Bメロからは、弦やギター・ドラムも入って。これが最後か〜って思うと、なんだかちょっと切なくて。
考えたらSCENET&Uを通して、唯一はいってるのがこの曲。
この曲しかないのに、だからこそ、”SCENE”というシリーズが引き立ってるように思えた。
最後はいつものように全員で手をつないで一礼。メンバーさんは澤近さんとASKAさんと
ハイタッチして下がり、ASKAさんは左右で挨拶。
最後はしっかり生声でありがとうが聞こえました。
BGMは、”抱き合いし恋人”のインストに、ハミングが入っているものでした。
最後まで声がかすれることも、声量が落ちることもなくて・・・
本当に聴き応えのあるライブでした。
21:15 Finish