クローンの作成

                     PCデータの完全保管

 

HDDが壊れようが、何が起ころうがPCをすぐさま立ち上げて使えるようなバックアップーー

それはHDDのクローンを作ることです。

とは言っても、それとて完全ではありません。クローンを作った時から後のデータは、クローンには入っていないからです。
HDDを2重化してRaidをくみ、データを保存するRaidというやり方もあります。
しかし、複数のHDDをPCが稼動している間中、動かしていることになり、熱も出るし、省エネとも言いがたいでしょう。また、それだけのHDDを内蔵出来るパソコンは限られているでしょう。

私は、クローンを作ることにしています。
これはHDDの接続がSATAとなり、簡単に接続できるようになったので、ますます容易にできるようになりました。

私のPCは箱に入っていないので極めて簡単です。

 

準備するもの

1.  今使っているものと同じ位の容量のHDD

2.  HDDをUSBに繋ぐ接続器(無くても良い)

3.  Acronis True Image (データ保管のソフト)

 

やること

1.  クローンを作ろうとするHDD接続器でUSBを介してPCにつなぎ、中身をチェック。

問題なければクイックフォーマット(Acronisでも出来るがフォーマット時間が長い)

この接続器は、どのPCのバックアップHDDでも中を見れるので色々と使える。

              

        接続器(色々ある)           接続器の使用状況(外付HDDと同じに使える)
    

2.  このHDDを本体につなぎ、Acronisの指示に従って、使っているPCのHDDの中身を

OSも含めて全てコピーする。

            

                 クローン作成状態(接続は簡単) 

3.  終ったら、念のために新しいHDDと繋ぎ変えてPCを起動してみる。

 この時、起動の順序がHDDからになっていないとうまく起動しないことがあるので、BIOSを開いて
チェックしておく。

これで全て終わり。本日ただいま、全く同じHDDが二つある事になる。何が起こっても大丈夫。

外付けのHDDでも、BIOSが対応していれば、起動することができます。
基本的には、クローンは、HDDに何事かが起こっても、OSや大きなソフトを再インストールしなくても、パソコンが使えると言うのが目的です。
日々のデータは、外付けHDDやUSBメモリーなどにこまめに記録しておくことが必要でしょう。