VistaPCの立上げ(その1)
ハードの選択と準備
Vista発売開始から一年以上たち、08年はいよいよPCを組む時です。 先ずは、部品の購入から始める必要があります。今までの部品との互換性はありません。
OSのVistaは、発売後すぐに、Ultimate32bitの発売記念オリジナルパッケージ(DSP版)をツクモ電気から購入しました。DSP版とは、パーツと一緒に買い、それを使って組み立てるという前提のもので、正規版のほぼ半値で買えます。発売記念ということで、512MBのUSBメモリーがマイクロソフトから、さらに1GBのUSBメモリーがツクモ電気から付けられており、今買ってもこれ以上は安くないでしょう。このUSBメモリーはPCのReadyBoost用に使える高速のものです。
メモリーは、どんどん安くなり、1GB×2が5000円台で買えます。メモリーは大きいほど良いと言いますが、機能するのは、3GB前後で2GB×2としてもあまり意味がありません。
現在、一般的なPC2―6400としました。
CPUはどんどん進化して来ました。演算のコアが1−2−4と増え、加工密度もあがり、価格も下がってきます。これにより、性能が上がり、消費電力が減ります。何時まで待ってもきりがないので、E6750という、dual core(Core2duo)を買いましたが、もう少し待つとさらに加工密度の高い物が出来てきました。これは残念です。
マザーボードも様々な機能があります。まあ、何でも出来そうなASUSのP5K−EというのをPC-Depoの特売で買ってきました。
VGAカードは、Vistaを動かす上で最も問題となる部品のひとつです。これはマザーボードよりも、高価ですが、ATIのRadion3850という最新のものを購入しました。
DVD-R/RWはLGのバルク(ソフト付)としHDDは日立のSATAU250GBとしました。
最後に電源ですが、500W級の低騒音のものとしました。
これで、基本的な部品は整いました。
Monitor、Keyboard,Mouseは、従来使っていたものを使うことにしましたが、Keyboardは、少しキーのタッチがおかしい部分が出てきたので、新しいものを購入しました。
しかし、以前から使っているXpPCも動かす必要があります。モニターやマウス、キーボードを共用として切り換えて使う切換器、LAN回線も、ポートが一杯なので切換器で切り換えて使うことにしました。
組立てた姿は図のようなものです。ケースが無いので冷却などあまり気にならず、部品はいつでも簡単に交換できます。
組みあがった本体
色々とやって報告したいと思います。
追記:Ready Boost
Vistaは駆動時。メモリーを食うので、USBメモリーにその一部を分担させる機能を持っています。新しいUSBメモリーを接続すると、次のような画面が出ます。
ここで、システムの高速化をクリックすると、使えない(速度が遅い、容量が足りないなど)場合は、そのような表示が出ますが、使える場合は、次のような画面が出ます。
これで、設定は終ります。USBメモリーは、新しい高速なものに進歩して来ていますから、高速のものをできるだけ高速のものを使うようします。