麻雀（６）

麻雀を盛んにやっていた頃、皆に提案したが、中々難しくて、やってもらえなかったルールがある。

それは、自分が考え出したものだが、白牌オールマイティと言うもの。

どういうルールか？と言うと、とある三元牌のうち、は何も書いていない。したがって、他のすべての牌の代わりにつかえるというルールである。

当然、「フリテン」で人から上がると｛チョンボ｝で罰金。ただし、自分でツモって上がるのは良い。

ただし、「フリテンリーチ」は駄目、常に「二翻縛り」とする。

　「オールマイティ」と言うことは、自分の都合の良いものだけに使えるのではなく、他にも使えるのだから、これだ！と思っても、こちらにも使える！と言う場合が出てくる。

　例えば、とあった時、をと思って、かが上がりと思うと、実ははにもなりでも上がれると言う事になる。

したがって、他の人が捨てた牌で上がるのには、十分な注意が必要である。

　特に、後からを自摸ってきた場合には、面倒で、それが２枚だったらどうなるのだろうか？本当に面倒である。

例題をひとつ：貴方にこんな手ができました。上がれる牌はなんでしょう？？（「二翻縛り」をお忘れなく）

　　　　　　　　　　　　　　

　こんな事を思い出していると、全く違うことを連想した。（無理な連想だが＝＝）

父さん方、皆で卓を囲み、あるお父さん、初めて初めは一人勝ちだった。しかし、「白」（本当は黒？？）を二枚も抱えて、さあ大変。

その後、次々と難しい「牌」を積もってきて、四苦八苦。だが、対面の相手も、下手で助かっていたが、段々、両サイドのお父さんも色々と分ってきてこの後どうなる？？

そろそろ半荘も終わりに近づき、お前ヘボだから次は代われと言われても、もっとやると頑張る。後ろに、俺は忙しいのに見ててやるのだからもっとやれと言う金主が居るのだ。でもそっちからかけ金もらわなくても、おばあさんのお小遣いで十分だが気が弱くて中々言い出せない。

（問題の答え）
一枚目のをと考えると、もう一枚のはなんにでもなるので、「一翻縛り」ならすべての牌で上がれます。
しかし、ここは「二翻縛り」です。「自模（ツモ）」のみでは上がれません。唯一の上がりは、４枚目のを持ってきて
「暗カン」をして、「リンシャンカイホウ」「ツモ」で上がることです。もちろん、３枚目のを積もってきてと考えて「暗カン」
をしても良い。したがって、上がり牌はととなります。