Windows 7への準備(その1)――切換器の活用
現在、使っている?PCは、ノートPC(windowsXP)は別にして3台。これらは全て自作で、+このうち最新のハードで組んだ2階のVistaPCは殆ど使っていない。
2階のXpPCが主機で、これで殆どの作業をする。従って、2階の2台のPCは、LAN回線用とモニター、マウス、キーボード用の2つの切換器で切り換えて使っている。
2階のカラープリンターは、2台のPCのいずれからでも使えるように、USB端子の切換器で切り替える。
1階のXpPCは、ハードが古く、いずれ、処分される運命にある。
そこに、Windows7が発売となる。マイクロソフトがアップグレード版をネットで安く売り出したので注文した。
さて、どうする?
まずは、2階のVistaPCをWindows7PCにする事とする。VistaからWindows7へのアップグレードは簡単なようである。
二つのOS(例えば、XPとWin7)を一つのPCに共存させる方法としては、OSのBootlogを書き換えて、起動時に選択できるようにする方法が一般的であるが、あまり好きではない。
起動すべきOSを間違えたり、ソフトなどをいじった時に、変な現象が起こったりする可能性がある。
昔は、メカニカルに切り替える装置があったがーーと思っていたら、また、新しい切換器が出てきた。これを使えば、2つのハードデスクにOS他全てのデータを別々に入れて、起動時にどちらのOSを使えばよいか選択できる。
このように、切換器を活用すると、複数台のPCの操作がやりやすくなる。前にも書いたことがあるがこれらの4つの切換器を簡単に紹介しよう。
「NO1」 LAN回線切換器
ルーターには4つのLAN回線があるが、3つは別室に配線しているので、一つのジャックか出したLAN回線を切り換える。ハブを使ってやればと言う電源なども要るし、このほうが簡単。
「No2」 プリンター切換器
これは、一つのUSB機器を2台のパソコンで使おうと言うもので、原理的には「No1」と同じ。単に回線を切り換えるのみ。
「No3」 HDD切換器
これは二つの使い方が可能。異なるOSの入ったHBBを事前に選択して電源を入れる。これで使いたいOSでパソコンを動かすことが出来る。(AまたはBの選択)
もし、OSが一つなら、二つの回路を生かすことも出来、片方を外付けHDDを使うようにして使える。SATAでは信号ケーブルが細くなって、HDDをパソコンに内蔵しなくても外に感嘆におけるので、自作派には、色々と細工がしやすい。
「No4」 モニター、キーボード、マウス切換器
マウスとキーボードは簡単に切り換えられ、それだけの切換器もある。モニターもアナログ入力の切換器は簡単である。
モニターがHMDI入力で、これら3つを同時に切換えられる切換器は、ようやく最近、出てきた。
とりあえずの回路構成は、図のようになる。
Ubuntuなどの別のOSも使えるようにするには、もう一台のパソコンに切換器をつければよい。
これで、2台の本体を4つのパソコンとして使え、モニターやキーボード、マウスなどは一組でよい。