蜂の巣

 放置しておいたロフトの中の、旅行に行ったときの資料などを片付けようと、中で段ボール箱を見ていた。

すると壁に造った本箱の向こうで、カリカリ、カリカリと言う音がする。

下から2段目の横木の向こうからカリカリと

女房にいうと「蜂じゃない?」と言う。以前庭に雀蜂の巣があってさされたこともあり、毎年、近所でも雀蜂の巣があって、駆除してもらっているらしい。

家の外にでてみると、影になっていて見えないが、蜂が出入りしていることだけは分かる。どうも、外壁と内側のベニアのいた壁の間の空間にすを作っているらしい。

 

電線が止められている横木の辺りに蜂が出入り

消防署に言うと駆除してくれると言うので、早速電話。ここは盆も正月も無く、「駆除用のスプレーを買ってきておいてください、昼から伺います」との返事。DIYに行くと何種類も売っている。薬品も数種類あるらしい。高いほうが効くだろうと、高いのを買ってきた。

 

スズメバチジェットとか言うスプレー

昼から来てくれた。消防車で。何で消防車?と聞くと、これで4人位で行くのが決まりとか。

これで来るとは驚いた

一人が早速、化学消防に使うような衣服に着替え、登ってスプレーをかけ、とりあえず入口の穴を塞いでくれた。

厳重な装備

ここは、リフォームの時、左官屋の仕事が先行してしまい、電気工事の引き込み管が後になって、工事に苦労し、壁と管の間にギャップができ、ここから、入って内側と外壁の間に巣を作ったようである。

中は完全に死んだかどうか分かりませんが、出かけているのが帰って来るので記を付けて下さいと言う。確かに、夕方出てみると、まだ、ブンブンと飛び回っていた。

駆除したスズメバチ(ヒメスズメバチという奴らしい)

カリカリという音は無くなった。調べてみるとヒメスズメバチという種類で大スズメバチについで大きいがおとなしいようで、木の洞や屋根裏の隙間などにすを造ると言う。

 来た職員に聞くと、日立全体で年に500件位は駆除するという。日立市は「サービス」であるが、水戸市は、業者を紹介するだけとか。

先の山の葛にしても市は良くやってくれている。税金は払うべしとの女房の言葉であった。