永平寺で供養                       

実は今回の帰省の目的は、母の三回忌を済ませること、いままで実家に置いていた仏壇を仙台に移すことであった。

そして、両親(位牌)を永平寺に連れて行く、これが大きな目的であった。

我が家の宗派は「曹洞宗(そうとうしゅう)」であり、永平寺は曹洞宗の総本山である。

両親とも存命中、永平寺に詣でる機会は無かった。

仏壇は実家で「開眼閉じ」(仏壇より魂を抜く)の供養をした後、別送し、位牌を携えて鹿児島を出発したのである。

永平寺では、立派な本堂、10人もの僧侶による読経、誠に荘厳な供養に、思わず身が引き締まる思いであった。

今までにない立派な供養に、ふたりともあの世で苦笑しているだろう、いや、きっと喜んでくれているだろう。

本当に思い切って永平寺に両親を連れてきたこと、良かったと思う。

なお、永代供養についてはまだ考えてはいないが、永平寺の状況は良い参考になった。

   

永平寺

 

法要の行われた本堂

 

永代供養はこういう風に奉られている

往復4000km、ドライブで鹿児島まで行き、位牌を抱いて帰り、途中で大本山で供養をする。
中々、出来ないことです。ご両親もさぞ、喜んでいることでしょう
                         (常陸国住人)