Wordを使った連続画像
今回の日食のように、変化を連続写真で表したいことがある。勿論、固定カメラで、時間ごとに取れば、あまり問題はないが、景色などを楽しみつつ、手に持ったカメラで取れば、画像の大きさも角度もかなり違ったりする。
作成した連続写真
このような場合、Wordを使って画像を繋いでいくのが意外に簡単である。
まずは、Wordを開き、沢山画像を横に連結しても良いようにタスクバーの表示の欄を開いて「Webレイアウト」にしておく。これで作業空間が大きくなる。
Wordの表示
小生の場合(MIcrosoft Photo Editor)で画像を開き、余計な幅を食わないように、横幅も大体、同じとする(回転が必要なら少し幅を広くとる)。
そして、横に連結するなら、それぞれの画像の中のある物体(日食なら太陽)を大体、同じ位の大きさになるように「縮小専用」などで縮小したものを用意する。(大体でよいところがミソである)
これをコピー&貼付けでWordに貼り付ける。一枚目を貼付けたら貼り付けた画像を右クリックし、図の書式設定を開く。
書式設定の中のレイアウトを開き、背面(B)をクリックする。
これで、この画像の大きさ、位置、角度などを自由に変えることが出来る。
貼り付けた画像(適当な大きさと角度)
図の書式設定のレイアウト画面
大きさを揃え回転して方向をそろえた。
次々に画像を同じように処理し、物体の大きさが同じになるように大きさを調整し、横方向の配置も調整する。
これで、一連の画像の連結が出来た。
このWordの画面を開いておき、キーボードの「PrtScr」キーを押し、ペイントを開き、此処に貼り付ける。(ペイントを開きタスクバーの編集を開くと「貼り付け」がでているのでここをクリックすると、デスクトップ上のWordの画面がペイントの上に出てくる。
とりあえず、この画像に変な所がないかを見て、修正などを行ってデスクトップに名前をつけて保存ずる。
隙間などを塗りつぶす(Photoshopなどでやったほうが良いこともあるでしょう)
この時、「ファイル(F)」の「名前をつけて保存する」を開くと、「ファイル名」の下の欄に「ファイルの種類」の欄があり、ここを.JPGとして保存する。
保存した画像を開いて、トリミングで不要な部分を切り取り、「縮小専用」などで必要な大きさに縮小する。
完成した連続図面
このやり方はWordに貼り付けた画像がレイアウトの変更で、位置と角度と大きさが自由に変更できることを利用したものである。
また、Webレイアウトとすると、幅が大きくなって画像の貼り付けが楽になるということである。
単純な連結や貼り付けなどで、それぞれの画像の中の連続したい物体の大きさをそろえたい時について書いたが、大きな画像の中に別の画像の大きさを調整しながらはめ込む場合もこのやり方は便利である。