中学や高校の同期達と

 

 今年も暑い夏がやってきました。そんな中で、中学の同期会「いこいの村涸沼」に一泊して行われました。そして翌日は昼から、県営球場高校野球があります。

また、水戸の県立歴史館で、「豪農関沢家の世界」と言うテーマ展をやっています。これは、高校同期、同じ3組の関沢君が、自分の家の家宝とも言うべき6000点にも及ぶ様々な文物を寄付したものの中からの展示です。

高校野球の応援は、毎年行っており、今年も行かねばなりません。

 従って、7/16は夕方から、中学同期会、翌日、歴史館でテーマ展を見て、12:20からの高校野球の応援に行くという全て昔からの仲間に関するタイミングの良い動きをすることができましたが、いささか忙しい2日間でした。

 

中学同期会

 地元に残った同期が主催して、毎年、茨城周辺に一泊して行っています。戦争中から、地元、疎開など色々な人がおり、経済的にも色々有って高校にもいけなかった仲間もいます。しかし、人生七十年を過ぎると過去は思い出となり、一緒に過ごした時代と現在のことに話がまとまって、楽しく過ごせるのです。

 大半が茨城に住んでいますが、中には結婚して岡山に在住しているが、楽しみにして毎年出てくる女性もいます。(ご主人が向こうの人なので、同期会かこつけて引っ張りだし、こちら方面を旅行しているようです)

 隣の部落のT子さんは、高校同期の応援団長をやっていたE君の奥さん、野球応援にでてきてくれと言付かったという話です。

 在学76名、物故者16名、今回の出席者29名、急に都合がつかなかった人を入れると半分が出席したこととなります。我々の前後の学年では、これほどの事はやっていません。

 小生は、毎年、写真係、皆の記念写真やらスナップ写真を取って、幹事に送って届けてもらう役目です。

中学の同期(お互い年を取ったもの)

  

いこいの村涸沼本館                         今が旬の蜆漁

 今回の会場となったい「こいの村涸沼」は、「国民宿舎鵜の岬」と同じ茨城県の関係する設備ですが、経営状態が悪かったのを、鵜の岬の支配人?を兼任させたとかで、ずいぶんのよくなり、客も増えています。

某大臣がかんぽの宿について言っていた事も分からないことではないと感じました。

 

豪農関沢家の世界

 県立歴史館でのテーマ展「豪農関沢家の世界」では、戦国時代、宇都宮家の家臣で主家が断絶した後、この地方に帰農し、その後、那珂川の水運などを利用して、米や楮、酒など様々な商売をして、水戸家とも繋がりがあった関沢家の様々な文物の内から、書画や什器など、当時の生活をしのばせる様々なものが展示されていました。

しかし、歴史館は撮影禁止。八戸では、フラッシュを使わなければOKと言うことで、国宝の土偶まで写真OKだったのとは大違いです。

 今の世の中、情報と言うものの有り方が、このような役人的?考えでよいのでしょうか。従って展示されていたものの中身まで紹介することは出来ません。

館外の水海道小学校本館などの古い歴史的建造物など見て、県営球場に向かいました。

   

県立歴史博物館                         水海道小学校本館

    

水戸農業高校本館                          関沢家の世界のパンフレット抜粋

 

高校野球の世界

 我々の在学当時、ただ一回だけ甲子園に行ったことがあり、その時を思い出し、31同期会が集まって毎年応援をしています。「旭輝くを甲子園で高らかに歌う会」などという幟などを立てて、内野席の前の方に陣取っており、これは、毎年の恒例です。

応援に来ている父兄たちが、お茶やら大きなドラ焼きやらを差し入れてくれるのを飲み食いしながら、70過ぎた爺さんが集まって応援しているのです。

 今年も、10数名、はるばる東京からも来ています。ここ、県営球場は、昔甲子園にくことを決めた思い出の球場です。

今年は、学ランを来た応援団長は、女子生徒。男子にはない身体の動きがなかなか魅力的でした。

試合の方は、双方毎回、ヒット、デッドボール、4球などでランナーを出し、初回に3点取られて、これは駄目かと思ったら、何年も応援に行ってはじめて見る3ランホームランで同点に追いつき、その後また点を取られ、取り返したが及ばす、6:5で惜敗。

   

恒例の幟を立てて                        女子応援団長(中々のカワイ子ちゃん)

応援も佳境に入ったがーー

 しかし、長い試合で最後まで見ることが出来ず帰ってきました。例によって終ってから集まって、反省会?を12名ほどでやったとか。今年の応援の夏も終りました。

 31年組は実に様々なことをやってきました。これからも元気な限り続けたいもので