またまた高速化

  XPではこれで最後か??

 スイッチを入れ、デスクトップの画面が出るまでは、何とか満足のいく時間となった。

しかし、その後、バックで働いているソフトなどが起動するまで、CPUメモリーが占有されてすぐに使いたいソフトが立ち上がらない。色々なソフトを入れているのでそれを削除することで、かなり良くはなったが、まだ不満足である。もっとバックの仕事を減らせばよいのだが、あった方が便利でもある。

 これを何とかならないかと言うことで、色々と調べてみた。

 

1.CPU二次キャッシュの変更

起動時のメモリーやCPUの使用率をタスクマネージャーから見てみると、瞬間的にCPU使用率が100%になってしまうことがある。今のパソコンのCPUを取り替えようとは思わない(それなら新しく作る)ので、何か無いかと調べてみた。

すると、Windows XPの初期設定では、CPUの二次キャッシュの設定が256kBになっていると言うことが分かった。現在使用しているP4(Northwood)では、512kBあるのでこれにすれば、すこしは効くだろうと考え、やってみた。

 はっきり分かるような結果にはならない。やはり、新しいCPUのように、キャッシュが2MBとか更に大きくないと目に見えた成果は無いのであろう。

しかし、今使っているPCのマザーボードでは、CPUソケットが2世代前の478であり、これは不可能である。

 これからのことを考えると、Vista用に組んだPCを転用しVistaはお蔵入りとし、次のPCはWin7にすることにしよう。(またPCが組める!!!)

 ついにVistaは使われること無く終ってしまうことになる。

 

2.eBoostrの利用

Vista には、Ready Boost と言う機能があり、高速のUSBメモリーを使ってCPと併用し速度アップを図ることが出来る。(一寸、変な表現ですが簡単に言うとこういうことです)

これと同じようなことが出来ないか?と調べてみると、最近、XPでもこれと同じ機能を持つソフトが開発されていることが分かった。早速、これを使用してみることにした。

これは、eBoostrと言い、メモリーがオーバーフローした時、普通はHDDにスワップさせるのを、より高速なUSBメモリーなどが使えるようにしたものである。

パソコンの機能がよければそんな必要も無いというかもしれないが、4時間までは只、4時間経ったら再起動すれば、何時までも使えると言うのでインストールしてみた。

 これは少しは効果があるようではあるが、4時間毎とは面倒。そうこうしていると、ソースネクストがこれを安く売り出したので購入して、インストールした。

 

これで、XPで出来る高速化は全てやったことになる。

 

3.高速化の限界

 今使っているPCのCPUでは、限界である。従って、PCそのものを高速化しないと次のステップには進めない。新しく作ったVistaをインストールしたPCも、Vista そのものの起動に時間がかかるので、そのままでは駄目である。

結局、Win7が出るのを待って、これでPCを組みなおし、それには、余分なソフトを入れない事が一番、早くなるだろう。

しかし、それまでは、今のPCで我慢する必要がある。Win7のPCを組んだとしたら、また、プリンター他のドライバー、色々な汎用ソフトもWin7用にしなければならない。

 

4.当面の対策

 このPCの速度を保つ為には、CCleaner、Wise Resistry Cleaner、すっきりデフラグなどで、PC内の掃除をやっていくことであろう。

それにしても、ホームページをやって、画像が増えたので、これの整理がそのうち、必要になる。色々な所に、めちゃめちゃに入っている画像を、Picasa3で見直したいが万を数える画像ゆえ、簡単にはいかない。

結局、最後は、画像を取り出すのではなく、クローン化して、画像以外を消去した方が早いかもしれない。