漢詩(その5)

 今、NHKの大河ドラマで天地人をやっていますが、上杉謙信という武将は確かに、「第一義」と書き、「敵に塩を送る」だけあって、「義」を尊んだ武将だったのでしょう。

上杉謙信が詠んだ漢詩、そして頼山陽が詠んだ漢詩、この二つは、日本の漢詩の中でも覚えておいて良いものでしょう。

昔の人は、「文武両道に優れる」と言うことを理想としていたのですが、今はどうでしょうか?

 



七尾城から能登を望む

(注)

  九月十三夜:

この詩は、七尾城を攻め落とした時のも     のだそうです。

  越山: 越後、越中

  能州: 能登

  遮莫: さもあらばあれ

 

  題不識庵撃機山図

    この詩は有名な川中島の戦いを謳ったもの

   不識庵: 上杉謙信

機山:   武田信玄