ECOとは? 

なぜ、ECOが必要なのか???

 それは、「人類と言う種が増えすぎたこと」と「個体当りの消費エネルギーが大きくなりすぎたこと」が原因です。

人類の誰しもが、同じようにエネルギーを使い、個人当りの消費量が色々な形で増えていくということであれば、幾ら色々なことを言っても、単に、21世紀の何時頃?を22世紀の何時頃?というような形で時間を引き延ばしているに過ぎません。

 まずは、「エネルギー消費の総量を現在以上に増やさない」と言う国家などの枠を超えた総量規制が必要でしょう。

それは、人口増加を規制することです。戦争でも何でも良いから抑え無いと、何をやっても最後は破滅です。

人類は、戦争も、疫病も、飢餓も、押さえ込んできました。

人類と言う種(国家、民族などの単位)での「死」「餓死」「病死」「戦死」「老死」と言う段階があると思っています。

最も成熟した国家や民族は「老死」するわけです。ここに至る過程のその他の死が押さえ込まれると、その国家や民族はどんどん増えてしまいます。

日本などは「老死」の段階に到達した訳で、一人当たりのエネルギー消費量は、最大になって来ていますが人口が減ることでバランスするでしょう。

中近東などが日本と同じようなところに到達するには、これから10倍以上もの人口増加という過程を経てからですから物凄くエネルギー消費が増大していくでしょう。

この人類の総数を抑えるということが可能かどうか?−−まずは不可能ーー従って、その時が来るのを少しでも伸ばす工夫が必要になるでしょう。

数世紀、持ちこたえられれば、地球以外の所に移住することも可能になるかもしれません

そこで、あらゆる形で「一人当たりのエネルギー消費量を減らす」ことが必要でしょう。新しい産業革命と言うことでそれが可能かどうか?色々な努力がなされるでしょう。

しかし、産業革命を科学技術の応用ということで捉える時、これからの最も効果的なことは、何か?と言う事を考えて見ましょう。

それは、「人体の大きさを小さくする」ことです。江戸時代、日本人の平均身長は150cm台(女性はもっと小さい)でした。

今は、170cm台に近付いているでしょう。150/170=0.88です。これは高さのみですから、体積で言うとその3乗に近くその値は、0.68です。

すなわち、消費エネルギーは、70%位になるのです。(シェパードとミニチュアダックスフンドが食べる餌の量を見れば分かるでしょう)これなら、軽自動車でも十分、全ての消費エネルギーが減ります。

これだけの大きさの差があっても、人類としての機能の差は有りません。むしろ、江戸時代には【大男、総身に知恵が回りかね】などと言われていたのです。

現在の科学技術の進歩で、これは不可能ではありません。科学技術のない時代に、犬や馬などに対してやってきたことですから。

 仮に、人類の身長が今の60%になると、消費エネルギーは、30%以下、宇宙に飛び出すのも容易となるでしょうね。

臓器移植、クローン、などと同じように、このようなことをするのも産業革命の一種ではないでしょうか?

これで、60億の人類が、3倍となっても何とか生き延びられるかもしれません。